2017年8月17日木曜日

せっかく買うなら(もし可能なら)規格外なクルマがいい!?

  日本の道路には『カースト』みたいなものがあります。そーです!!いいクルマに乗ってる奴が偉い!!みたいなある種の幻想です。

  その『カースト』の頂点に立つのは、もちろん『スーパーカー』です。スーパーカーにはっきりした定義はなくて色々面倒なので、勝手に決めます。①1モデルの専用設計でシャシー&エンジンが用意されている。②8気筒以上の手組みのハイパワーユニットを搭載し、0-100km/hのタイムが現状では4秒よりも早い。③一定のヴィンテージマーケットが存在し、極端な値下がりをしない。・・・くらいですかね。これだとGT-RやNSXは外れていて、歴代の日本車だとレクサスLFAくらいしか該当しません。

  当たり前のことですが、やはり頂点となるとカネがかかりますよ!!最低でも購入費用だけで700万円くらいは必要だと思います。さらに最新のスーパーカーに乗りたい!!というわがままでカーストを登り詰めるならば、少なくとも2500万円以上は必要になるでしょう。もちろんローンやリースという方法もありますけども、相応の社会的な身分(人気のユーチューバーとか!?)でもない限りはやめておいた方がいいかも。そんなに大したメリットもなさそうだし(なんだよそれ〜)。



  『その次のランク』になるのが、ラグジュアリーなグランドツーリングカーですかね。これだとうまく中古車を探せばイニシャルコストは一気に下がります。スーパーカーとの大きな違いはシャシーもエンジンも『汎用』なこと。アストンマーティンがメルセデスから、マセラティがフェラーリからユニットを供給されています。シャシーもブランド内の複数のモデルで共通化されていたりします。

  その分中古車価格も抑えられていて、旧型のシボレー・コルベットやフォード・マスタングなら100万円台でも見つかるかも(ただしすぐに修理代で数十万単位のカネがかかるリスクもあります)。まあ100万円台でも、エキマニのチューニングでどこまでも魅力をアップさせることができるV8エンジンの排気音さえあればもうOK!!スバルやエボの消音器をぶっ壊したような金切りノイズ混じりの直4エキゾーストとは完全に『音程』が違う!!そこそこ人がいる場所でエンジンかけた時に振り返る人数が違う!!しかも弄った直4だと『なに粋がってんだ!!貧乏人!!』という冷たい視線が刺さりますけど、V8なら『やっぱりアメ車だね〜!!』って暖かく見てもらえる!!S208(700万円?)よりカマロSS(600万円)がいいって!!

  サービスエリアやコンビニ駐車場で6.2L自然吸気の野生の重低音を響かせれば、もうそれだけで十分にこの『2ndクラス』に入れます。DB11とマスタングを一緒にするなー!!とかいう声もあるでしょうけど、一般人から見れば『いいクルマ』でしかないので、500万円(マスタング先代V8)と3000万円(DB11)の価格差なんてわかんねーって。。マスタングもV8もいい音するけど、やっぱりアストンマーティンV12のエキゾーストはビーストですね〜・・・。


 
 『3rdランク』はVIPセダン。シーマ、マジェスタ、LS、Sクラス、7シリーズなどなど、フルサイズでかつブランドのフラッグシップセダンであることが条件です。最近はやりのV6搭載モデルは『4thランク』に落ちますね。やっぱりV8にこだわりたい!!このクラスも100万円〜200万円台で色々探せる。300万円台ならかなり状態の良いものが選べるはず。やっぱり野性味溢れるエンジン音を追求するならマセラティというブランドから発売されているクワトロポルテがいいですよ。中古なら結構安くて、探せば200万円台で出てきます(ボロボロですが)。

  なんと言ってもこのクラスは『プロ仕様』ですからねー。本当の意味でカーストを商売に利用している層が買うクルマです。リアルな『闇金ウシジマくん』ごっことかするにはもってこいですねー。一歩間違えると、反社会組織の運転手さんだと勘違いされますし、街ゆく『ホンモノ』の人々から、『どこのクルマだ!?』って顔で見られます。もちろん『どこの』はブランド名ではありません。団体名です。




  『4thランク』は準VIP級のセダン、あるいはエンスーが認めるようなスポーツセダン、スポーツクーペ、スポーツワゴン、スポーツカーですかね。ただしV6以上限定です。5シリーズとかEクラス、あるいはフェアレディZなどなど。最近では直4ターボ化の荒波に飲み込まれて、4thランクの威厳が薄れてしまっているモデルも多くなってます。そもそも自信満々に6気筒をリニューアルしているブランドって日産とアウディS/RSくらいなので、だんだんフェードアウトしていっている意外と希少な層かも。

  やり手のお兄さんが、1〜3ランクではなくて、この4thランクに乗っていたら、一般には『シブい』っていうんでしょうね。ZでもスカイラインでもGT-Rでもいいですけど、『硬派』=日産というスタンスはずっと守り続けて欲しい!!インフィニティとかいうチャラいのは日本にはイラネー。『役職ジジイのレクサスとメルセデス』と『青年実業家の日産とBMW』ってとこかな。レクサスとBMW、メルセデスと日産が組んでいますから、それぞれに棲み分けができているんですねー。



  さてその下には極めて善良な日本製造車による『平凡ランク』があります。平凡とは失礼ですね。『目立つのが嫌いな人』のためのクルマです。何が善良かというと、①価格&'維持コスト ②使い勝手を考えた徹底設計 ③安心・安全・先進装備 これに尽きますね。ちなみにホンダの3列プチバンであるフリードはホンダ車の中では衝突安全基準は低いのですが、これに勝てる輸入車がなんと・・・いない!!あのボルボよりも優秀なんです!!とにかく今もホンダ、マツダ、スバル、三菱、日産の衝突安全基準は凄すぎる。死にたくなかったら日本車に乗ったらいいよ。



ちょっと悪ノリします。どんなクルマを選ぶか!!ってのはもちろん人それぞれなんですが、ある程度は計算づくで選ばれています。例えば1〜3ランクの高級車は、ユーチューバーの他に、投資家、金融屋、コンサルタント、ナンパ師、プロスポーツ選手、カリスマなんちゃら、教祖などなど、商売柄明確なメリットを持った人に選ばれているようです。

そして4thランクは、某東証一部企業で、40台半ばを過ぎて『課長代理』という立派な管理職に就いていらっしゃる『エリート』な人々が選んでいるようです。会社から付与される接待費の消化って結構悩むんですよねー。休日に家族を連れて焼肉屋で3万円くらい使っているオッサン(あまり仕事はできなそう)は、だいたい接待費の消化です。いつも同じ焼肉屋では少々都合が悪い。しかも東京都西部の焼肉屋でどんな接待があるっていうんだよ!!って経理に陰口言われてる!?

やはりそれなりの接待を偽装するなら、都市の中心部にある一流ホテルのテナントなどを使いたいですよね。そのために4thランクのセダンくらい持っていてもいいんじゃない!?『課長代理』のためのセダン!!・・・ベストな1台は!?やっぱりこういう用途ならば、性能よりもブランド名が大事!!なので、レクサスかメルセデスですかね。でも直4モデルを選ぶのかなー。

さてさて、日本でクルマを買う人は1〜4のランクもしくは『平凡』から選ぶ人がほとんどだと思いますが、中には奇特な方もいまして、1〜4のランクに当てはまらないエンスー性ゼロのモデルなのに、わざわざ日本製ではないクルマを選ぶ人も!!まあまあイギリス製、アメリカ製、イタリア製、ドイツ製、スウェーデン製・・・といった自動車先進国の製造車ならまだわかります。いやそれでもない!!

中国製、タイ製・・・この両国のモデルをバカにしてはいけません!!どちらも今では製造技術は世界有数と言われています!!東アジア・東南アジアの人々は器用なのです!!中国が家電やアパレルの生産拠点に選ばれる最大の理由は、なんと言っても『作るのがうまいから!!』。北京工場製のEクラスが日本でも売られてますけど、みんなそれ見て感動したでしょ!!

先進国でも東アジア・東南アジアでもない国のクルマが日本で売られているの!?結構あるんですよ・・・ハンガリー、インド、メキシコ、南アフリカ。しかもどれも有名ブランドのクルマです。どこのメーカーかを明言するのは避けましょう。特にメキシコ製と南アフリカ製は街中に結構溢れています。もしかしたら乗っている本人もわかってない可能性もあります。まあ『知らぬが仏』という言葉もありますしねー。個人的な意見ですが、メキシコ&南アフリカ製をわざわざ日本で乗る人々が、日本の『自動車カースト』の底辺だと思いますねー。いつもバカにしてます。


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↓メキシコ製をナメるなよー!!(フォード版CX5!?)

2017年8月12日土曜日

これは失敗作!?ちょっとやばいエンスー向けモデルが大量発生中。

  本当に下世話なテーマで恐縮です。・・・日本とドイツをそれぞれ代表する「スポーツカーを作るのが究極に下手なメーカー」同士が、無謀にも極秘に手を組んで共同開発した新型スポーツカーを、来年あたりに世界同時に発売するらしいです。全く興味がないのでどーでもいいですけど、もう最初っから嫌な予感しかしないです。老婆心ながら、今からでも遅くないから発売自体を白紙撤回したらいいんじゃないですかねー!?もう両社の関係者もどこか諦めているふうでもあって、結局売れなくても責任はウヤムヤになりそうです。そもそも成功する見込みはない。

  本当に失礼な話ですけども、やっぱり下手なメーカーはスポーツカーなんかに手を出しちゃいけないと思うんです。普通乗用車の販売で一定の経常利益を計上している総合自動車メーカーが、トップのちょっとした気まぐれでスポーツカーを作って成功したことがあるっていうのか!? そりゃ200万円台で手ごろに作れるならばいくらでも勝算はあるかもしれないですけども、ポルシェが買える600万円台から上で売ろう!!なんて虫が良すぎるんじゃ!? 営利自動車メーカーとスポーツカーのマッチングは、しばしば最悪の結果を生むケースが多いようです。

  特に2000年以降に業績好調な総合自動車メーカーからまともなスポーツカーが出てきた例なんてほとんどないです。みなさんの脳裏に浮かんだであろうあのトヨタとスバルの協業のスポーツカーは、ほとんど例外的な成功例と言えます。90年代は専用設計スポーツカーの黄金時代であり、乗用車を改造したスポーツクーペもたくさんありました、その最後の輝きがホンダS2000とアウディTT(初代)だとすると、それ以降は・・・やっぱり『86/BRZ』くらいしか出てこないです。あとはポルシェやマツダのように継続的に売っているスポーツブランドのモデルだけ。

  いいクルマを作るより、経営合理化を極限まで進めたメーカーが偉い!!金融危機が繰り返し起こり、製造業特有の長いスパンでの『回収』が不可能になりました。日本車トップのトヨタと、輸入車トップのメルセデスこの2社が業績好調なのには設計上の明確な理由があります。短期で作って、短期で回収する・・・これが出来るメーカーが成功「しちゃって」いる。それぞれ二番手のホンダやBMWも似たような状況です。合理化が過度に進んだ結果、短期では絶対に回収不能なはずのエンスーなクルマを、短期でも回収出来る手法で作るようになっています。例えば日産GT-Rは決して失敗作ではないですけども、普通乗用車との混流ラインで生産されています。マツダもロードスターを一般車両と同じラインで流しています。

  最近の自動車メーカーには『購買部門』『営業部門』『デザイン部門』のどれかに力が偏っているケースが多いみたいですね。しばしばFMCの際に『先代とは90%以上の部品が変わって新しいものになりました』などとメーカーがアピールする時は、大抵は購買部の奮闘によって、そのメーカーが調達できる最も低コストな部品に置き換わっていたりするわけです。その結果としていいクルマになった試しがない。営業部門に多くインセンティブを払ったり、デザイン部門にリソースを過度に配分したり・・・これでは肝心なところ(エンジンなど)がよくならないのも仕方ないよなー。

  2つの総合自動車メーカーがそれぞれに持つ購買部門のパイプをフルに駆使して、可能な限りに低コストで部品を調達してくる「ジョイントベンチャー」なんて、必ずと言っていいほど名車は生まれないです。トヨタとマツダが北米で「ジョイントベンチャー」やるみたいですけど、まあ何も期待できないと思いますよ。

  そういう「エンスーが成立するのが難しい時代」ですから、まあ失敗作が噂されるモデルは非常に多いですよ・・・。軽く例を挙げると、『ホンダCR-Z』『ダイハツコペン』『レクサスSC』『レクサスRC』『フェアレディZ(Z34)』『アウディTT(2代目、3代目)』『プジョーRCZ』『プジョー308GTI』『プジョー208GTI』『ルノーメガーヌRS』『ルノールーテシアRS』『メルセデスSLC』『BMWi8』『BMW・Z4』『BMW2erクーペ』『BMW・M140』『BMW・M3』『BMW・M4』などなど。

  個々のモデルにはファンがいるだろうし、苦言を呈するのは心苦しいですが、これらのモデルはどうも「作り手」の愛情が不足していると感じる点がどうしても目立ってしまうんです。これくらいにやっておけばいいさ!!という役員クラスの嘲りが聞こえてくる・・・そんなわけあるか!!って思うかもしれませんが、とにかくどれも試してみるとその雑さに「イラ」っとくる。下級グレードの乗用車と同じテンションで仕上げるな!!それでいて価格はいっちょまえかい!?

  一度そう言った経営マインドが『クラッシュ』すればいいんじゃねーの!?とすら思います。下手くそはスポーツカー市場から全部退場!!代わりにアルファロメオ、アバルト、アルピーヌ、ヤマハ、TVR、ゼノスなど野心的なブランドが日本でも正規モデルを次々販売できるようになればいいな。そして既存のポルシェ、マツダ、ジャガー、ロータスさえあればいい・・・。設計と完成度にとことん『こだわる』ブランドだけが、トヨタ、ホンダ、メルセデス、BMWといった平凡で退屈なブランド(クルマ好きは選ばない!!)とは『別路線である!!』ことを堂々と名乗るべきだと思う!!偽物は許さない!!これこそが自動運転時代にエンスーなクルマが生き残る道ではないかと思います。



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2017年8月3日木曜日

超絶に気持ち悪いクルマが出てきた〜・・・ゲロゲロ(50歳以上は読まないで!!)。

  自動車メーカーが「走りを楽しむ人のために」とかPRする時に、良いクルマが出たことない説。ユーザーの側が単に『あまのじゃく』なだけなのでしょうか?メーカーが『スポーティ』だと煽るほどに、不思議とちょっぴりダサくみえてくるものです・・・。いや『ダサく』はないけど『駄作』だ・・。最近そんなクルマがあったっけ?実はいくつもあったのですけど名指しはやめておきます。日本メーカーも輸入車メーカーもなんど冷や飯を食ったことか。いや一台たりともまともに売れてない。胡散臭いなーと思われたらクルマってとことん売れないですよね。

  特定のクルマを挙げるのは非常に気がひけるのでちょっとオブラートに包みます。コイツはどのクルマのことを言っているのか!?とイライラするかもしれません。ただしちょっと心当たりを調べると、際限なく「イマイチだった」クルマが浮かんでくるんじゃないでしょうか。あれ!?このクルマは走りを強調しているはずなのにHVでCVTでFFだ。これ自体が悪いわけじゃないですけど・・・いや悪いですね。まずはここに疑問を差し込まないメーカー&ユーザーに問題があるのかも。

  FFのミドルセダンならキャビンもラゲッジも広く設計できるし、デザインの自由度もあるし、FF&HVなので静粛性も非常に高い。HV&CVTによって特に走り出し時のトルク感が増して、最初からスポーティな印象は演出しやすいのかも。昔の280ps級の高級セダンに似た印象!? そもそも動き出しのトルクで恩恵があるのは多人数乗車の際のスムーズな加速において最大のメリットがあるはず。しかし今では個人主義&多様化が進み、必ずしもゴルフをする人が少なくなりました(とっても楽しいですけどねー)。そういう時代においては、それを『スポーティ』と書き換えた方がはるかにマーケティング上では合理的になってきているのでしょう。ゴルフをしない人にミドルセダンを売らなければいけない時代のメーカーの苦悩が垣間見えます。

  これだけなら一見メーカーとユーザーにとってWIN-WINな関係にも見えますが、どう考えてもFF&HVのミドルセダンは『走る』という意味においてクルマの本質を履き違えている・・・そう断言したい。お前は何様だ!?と言われそうだけど、『走り』のFF車とはやはりホンダのアコード、シビック、インテグラのtypeRのように、トルクが細めの高回転型エンジンが正しい。多くの自動車ライターがかつてのホンダの自然吸気エンジンや、マツダのロータリーエンジンのトルクの細さを事あるごとに指摘しているが、これは想像力の欠如以外の何物でもないと思う(実際にホンダとマツダの高回転エンジンは世界で大絶賛)。あくまで輸入車が好きなユーザー(=エンジン回転数に興味ない人々)に迎合したレビューでのリップサービスなのかもしれないけど・・・。

  もうそろそろどのクルマをディスっているのか想像がついてきた人もいるでしょうけども、このクルマが実際に売れてしまったら、もう自動車の概念は滅茶苦茶になってしまうような気がするのです。このクルマの前のモデルが発売した頃は、まだまだHVが当たり前ではなかったので、その価値を正当な評価ができなかったけれども、とにかく『実用性』の高さだけで、(やや評判が悪かった)当時のメルセデスEクラスの代わりくらいには十分なるだろうとは思いました。しかし用途もあくまでEクラスと同じなので、決してスポーティではなかったですし、メーカーがスポーティを売りにする素振りもなかったです。



  「スポーティ」を掲げて日本の有名なメーカー2つがほぼ同時期にセダンを発売するというから今後の動向が見ものです。どちらもCVTで街中をダラダラ走ってもそれほど燃費が低下しません!!が殺し文句の通勤用(コミューターセダン)の素性は丸見えでスポーティに走る要素は・・・「セダン」というボデータイプであることだけ!?もはや「どこがスポーティなんだ?」と突っ込む気力すら湧かない・・・ミニバンやSUVよりはスポーティなんじゃないの? 

  今も世界の自動車産業を牽引する存在であり続ける日本の巨大な両雄が『スポーティ』を武器にクルマを作るという構図が矛盾に満ちているのかもしれない。同じように『スポーティ』を前面に掲げて新型セダンを投入した、アルファロメオ・ジュリアやジャガーXEは、規模が小さいブランドの小回りを生かして、「企画」段階からスポーティありきで妥協なくつくりこんでます。もう諸元表をみるだけでニヤけてしまうくらい。一方で日本メーカーはミニバンやSUVからそのまま転用したユニット使っているし・・・。これはもう日本の自動車産業全体を覆う体質(構造)の問題。これはぜひ安倍総理大臣に自動車業界に転身してもらって『岩盤規制』に穴を開けて欲しいですわ。

  日本メーカーもバブルの頃にはこだわりのハイスペックモデルがたくさんあった・・・そんな話はこの際もうどーでもいいです。オッサン世代がバブルを懐古するための『生贄』みたいなクルマがあってもいいけどさ、そんな恥さらしをやらかす度にそのメーカーは確実に損をしますよ。その昔に外部環境で成長を遂げただけの日本経済ですが、もし本当に『バブル世代は優秀だった!!』ならば、その後の経済の減速を食い止める力もあったであろうに(あいつら額面でスケールを伝えるクソみたいな話しかしないし)。

  80年代への懐古なんて、当時まだ小学生だった世代から見れば、馬鹿馬鹿しい限り。こんなクルマに付き合ってらんねー。80年代趣味をPRして売り出すメーカーは徹底的に批判して悪い兆候を潰していかないと、もう本当にクルマ文化は終わりだと思う。くたばれポンコツ・・・そして日本から消え失せろ。これ買うくらいならBMW330eをオススメしときます(コイツは正しい)。

 


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2017年7月17日月曜日

FF車の選び方。

  フロントにエンジンを搭載し、フロント車輪で駆動のクルマを一般に『FF』と言います。「FFなんて絶対に嫌だね・・・」とかいう人もいるくらいで、実際に比較的に価格が安いクルマに多く採用されています。クルマのことなんかあまり気にしないヤツが喜んで乗るクルマがFFだ!!なんていうひどい偏見もまかり通ってます。まあ大衆車の大部分がFFであり、高級車のほとんどがFRで作られているのは事実です。

  高級車ってのは6気筒、8気筒、12気筒といった大排気量のエンジンを積むので、FFでは対応できない!!とされていて、あのホンダがFFの高級車に挑みましたがあまりうまく行きませんでした。それでもアメリカでは6気筒を使ったFFセダンがよく売れていて、アコードやレクサスESなどが人気です。マツダのアテンザも先代モデルではフォード製のV6を積んでいました。それが最近ではHVやターボ化によって直4で高級車として十分なスペックを出すユニットが次々と登場していてFFモデルを取り巻く環境も大きな変化を迎えています。

  ちょっとバカにされがちな(バカにされてる)FFですけども、クルマの良さが本当にわかっている人に言わせれば、あらゆる面で非常にアドバンテージが多い設計と言えます。そのメリットは大きく分けて3つありまして、①スペースの有効利用と静粛性 ②直進安定性&制動性能の向上 ③スポーティな走り です。あれ!?1つおかしいぞ!!って思った人は、クルマのことがマジでわかってないっすよ!!

  日本市場で大人気なミニバンやコンパクトカー、軽自動車は、①のスペースの有効利用に大きく支えられてクルマづくりを可能にしています。ダイハツムーブのショッキングなまでの広さだったり、歴代オデッセイやフリードなど3列をうまく形成するキャビンレイアウトの巧みさはFFによる「低床化」が大きく効いています。またDセグのFFセダンの後席スペースやキャビンスペースは、軽くワンクラス上(Eセグ)のFRセダンを上回ります。HV化されていないティアナ、アテンザならば、FRのクラウン、フーガ、レクサスGSよりも断然に広いです!!しかもキャビンの下にプロペラシャフトが通っていないので非常に静粛性が高いです。

 

  FFのアテンザとFRのBMW3er。どちらもディーゼル車同士の比較です。清水さんが必死に取り繕っていますけども、強風などの条件がなくても、素人が高速道路流すだけでも十分にわかるくらいに両車の差ははっきりしてます。このオッサンもプロなんだから、最も決定的な差が生まれている理由は、ホイールベースが若干アテンザの方が長いことと、CD値(空気抵抗係数)においてメルセデスCクラスとトップ争いをするアテンザと、それに関する数値を一切公開しようともしないBMW3erとの設計ポリシーの違いをしっかり指摘しろよ!!最近発売されたホイールベースが2920mmまで拡大された320dグランツーリズモを持って来ればもっといい勝負ができそうですけども・・・。

  隣のスタッフも『アテンザの方が直進性はいいね』と言われて意外そうに『あっ!?そうですか・・・』と応じているあたりクルマわかってないんじゃないですか・・・!?一体この人々は素人ばかりが集まって何やってんだ。このあともっとやばい結果が出ちゃうんですよ・・・清水さんもぶったまげてます。

 

  BMWが止まらないのは今に始まったことじゃないよー。BMW試乗するたびに『ちょっとゆるいよなー』っていつも思う。パッドのダストはやたら出るくせに制動力は二流。対するマツダは、冗談抜きでポルシェに匹敵する圧倒的な制動性能持ってます。清水さんの加減など関係なく、ドライ路面での100km/hフルブレーキのテストでも、320i(ガソリンモデル)では42m台なのに対して、アテンザ25S(ガソリンモデル)は39m台が出ているのでその差は歴然!!ちなみに先代のGGやGHのアテンザならば38m台が出ていて、これでもFMCの大型化で制動力が低下していると言われてるんですけどねー。最もGGやGHは足回りから豪華仕様で安っぽいアフリカ製の『21世紀型BMW』とは完全に出自が違う!!

  さてFF車で乗用車を作っているマツダの開発者も、『スポーツカーはFRで作るべき』と主張しています。まあサーキットモデルに関してはコーナー脱出時の加速のタイミングがある意味で『全て』ですからFRやAWDが当たり前なんでしょうけども、乗用車に関しては『横滑り防止』時代になってからというもの、FRもコーナー出口で踏んでもすぐにキャンセルされちゃうのであまり意味がない。マスタングもM4も『トラックモード』なるものを用意して『横滑りキャンセル』で対応しています。

  なんかややこしいですが、そもそもFRでそれなりに重量がある乗用車を『横滑り防止』無しで走らせるのはかなり無謀です。大雨が降ったらもう前に進まないです。よってトヨタも日産もFR車に関しては、横滑り防止が日本でも義務化( FFも!!)された2012年よりずっと前から数世代前のクラウンやスカイラインにすでに装着されています。横滑りに縛られてほとんどFFと変わらない乗り味、しかも大排気量エンジンを積むでもなく、最近では軽自動車みたいな3気筒を縦置きしてFRに積んでいるBMWってちょっとバカっぽいですよね。これを「FRだから!!」と喜ぶ日本のカーメディア&クルマがわかってないオッサン達。一生アフリカ製でも乗ってろ!!

  さてFRに一定の価値を見出しているマツダの開発者が、エゴむき出しに作って世界を驚かせたNDロードスター!!これがフィアットにOEMされていて、日本でも『アバルト124スパイダー』として発売されています!!これにいちゃもんを付けたのが、『BMW1シリーズはクラス唯一のFRだから素晴らしい!!」との名言(迷言)で知られる西川淳というオッサンライターです。「124スパイダーよりも595の方が断然に刺激的だ!!」と間接的にマツダをディスる!!

  確かにレンタカーでお馴染みの1L自然吸気の旧世代ヴィッツを元気よく走らせると結構楽しい!!『マリオカート』とは言わないけどもさ。鹿児島県の僻地にある母方の実家に行く時は鹿児島空港のトヨタレンタカーで借りるんですけども、60kmの道のりが楽しい!!もちろん道が空いてるし、信号がほとんどないから!!というのもありますが、若い頃にカローラランクすZエアロで走りを覚えたおかげで、何より体に馴染むのが早い。フロント荷重だけで加速も減速も自在。車重が軽いだけあってハンドルも遊びこそあるものの、応答遅れみたいな症状はなく、いたってプレーン。ブレーキも効きよりも軽さで制動距離が抑えられるし、ミドルサイズと違って50km/hで十分に『速さ』を感じます(BMWやアテンザならちょっと遅いなーと思って踏んですぐに気がついたら100km/h手前!!)。

  コンパクトカー限定の話ですけども、『体感スポーティ』ってのもFFであることの非常に大きなメリットだと思います。西川さんがアバルトについて言いたかったのはおそらくこのことだと思われます。あまりこの「FFスポーティ」の魅力の部分を取り上げられることは少ないですけども、『VWゴルフGTI』などもFFスポーティを商品力の柱に据えて作ってます。このクルマの場合はヴィッツよりも直進に関してはスピード感が麻痺します(ステアリングの反力がそれなりにあるから)。しかしステアリングを一度切ると、絶妙なまでのリアの粘りのなさ(ホイールベースの短さ)が、いい味出してます。ちょっぴりスリリングな味。

  しかも200psオーバーの余裕の出力を使っての『Sモード・キックダウン』というアトラクションもあります。これがBMWやマツダのディーゼルにも負けないくらいのいいトルク感出してるんですよ!!ぐんぐん進んでいく!!多少は乗り心地を放り出してもドライビングフィールを大事にするクルマ作りは、散々にユーザーを裏切ってしまった現行の3シリーズやアテンザへの強烈なアンチテーゼになってます!!

  FRだからとりあえず優遇!!みたいな感覚を共有しているカーメディアとオッサン読者が勝手に盛り上がっているのに水をさすつもりはないですけども、直3/直4のFRでロードノイズ、空力、プロペラシャフトからの三重苦の騒音に狭い車内・・・。加速性能も制動力も中途半端。さらに横滑り防止で雁字搦めで全くスポーティでもない。そんなクルマを価格だけで、日本が誇るクラウンと比較して『クラウンよりも断然にいい!!』と言い張るベストカーのK沢さん。誰かこの方にクルマとは何なのかを一から教えてあげてよー!!

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2017年7月12日水曜日

トヨタのスポーティなクルマたちの「秘密」。

  新型カムリHVが発売になりました。大変身!!とのことですが、なるほど車体寸法からもトヨタの思惑が透けて見えますね。個人的に最近のセダンは「全長✖️全高」の数値がとても大事で、セダンのスタイル(=セダンの価値)を大まかに決めてしまうのかなーと思っています。

  ちなみに先代のカムリは2011年に登場して4850✖️1470mmだったのですが、発売当初は『HVらしくない自然なスタイリング』が大人気でまさかのバックオーダー発生だったようです。それが翌年に現行のアテンザが発売になり、これが4865✖️1450mmで登場します!!わずかの差なんですけども、人間の眼ってすごいです!!だいぶ違って見えます。

  トヨタもわずか1年でカムリフィーバーが終わってしまったことへのリベンジとして、新型は4880✖️1445mmで登場しました。わずか15✖️5mmの差ですが、アテンザよりもより優れたプロポーションを弾き出しています。どうやらトヨタはこのアテンザというクルマを初代からかなり意識しているようです。

  日本ではそれほど話題にならなかったですけども、海外では大喝采された初代アテンザ。トヨタはこれに対抗してアテンザ発売の翌年にマークXを出して「スポーツセダン」として売り出すのですが、初代も二代目もアテンザの寸法を意識したかのようなサイズです。初代アテンザ(4675✖️1430)、初代マークX(4730✖️1435)、二代目アテンザ(4735✖️1440)、現行マークX(4770✖️1435)。

  別にマークXはグローバルモデルではないのですけどねー。確かにアテンザは世界でよく売れましたけども、日本市場では翌年に新型マークXが出てくるのでヒットに繋がらなかった!!という見方もできるかも。3代目アテンザに関しては、翌年に新型マークXが発売されなかったから、その影響で日本でも話題となって予想以上に売れた!?

  3代目アテンザはサイズ(上記)が一気に大きくなり、当時発売されていたクラウンと同等の大きなサイズになったので、もはやマークXでは安易に追従できなかったみたいです(マツダの作戦勝ち!?)。アテンザの翌年にFMCを行なった、クラウンも慌てて4895mmまで全長を伸ばしました。さすがに国内屈指の高級セダンが、アテンザよりも小さいのは不味いだろという判断か!?

  さて新型カムリですが、4885✖️1445mmで登場します。これは間違いなくかっこいいでしょう!!さらにクラウンのように車幅1800mmにこだわって妙に細長い車体になる訳でもなく、バランスの良いゆったりしたスタイルです。トヨタが『憎い』のは、カムリを『バカ売れ』するくらいにまでは真剣に作らない余裕なところで、レクサスやクラウンの販売を邪魔しない程度にサクっと作るんですよねー。適当なクルマをターゲットにして。

  トヨタが素晴らしいのは、ターゲットに選んだクルマがどれも「一流」のものばかりであること。このアテンザ以外では、トヨタ車の手本になっていると思われるクルマは、「BMW3シリーズ」「VWゴルフ」「ホンダストリーム」などなどファンが多い実力派モデルばかりです。

  BMW3シリーズをコピーしたのはおなじみの「アルテッツァ/レクサスIS」シリーズです。3シリーズの2世代前になるE46をアルテッツァがコピー。FF車ばかりのラインナップの中に突然にFR車が出てきてハチロクの再来とか言われてましたけども、欧州で当時大人気だったE46の後に出てきた多数のフォロワーの中でも「出色」だとイギリスメディアからも好評でした。その後E90系を先代のレクサスISがフォローし、M3に対抗してIS-Fが対応し、F30系には現行のレクサスISが対峙しています。M4にはRC-Fが・・・。

  VWゴルフを意識した最初のトヨタ車は2001年に登場したカローラランクス/アレックスで、当時の4代目ゴルフに沿った製品設計で、1.6L自然吸気が主流のゴルフに対して、1.5L自然吸気で対応。さらに4代目ゴルフが搭載したアウディ製の1.8Lエンジンに対抗するために1.8Lも用意され、さらにシビックtypeRのVテックに対抗すべく、ヤマハ製のロータス・エリーゼR用の高回転ユニットまで持ち込みました。

  ゴルフが大躍進の5代目に進化すると、トヨタも全力で追従して車名をオーリスに変更。欧州向けモデルにはリアにダブルウィッシュボーンを仕込みゴルフと同等の足回りを作ります。その欧州向けの足回りを使い、さらにゴルフR32に対抗するために、トヨタのハリアー用のV6横置き3.5Lを搭載する特別なモデルには、ブレードという別の車名が与えられ3ナンバー化されました。この頃のトヨタはハリアーもMR-Sもセリカもそうですが、結構弾けてましたね。まだまだ中古でタマ数も多いので気に入った人はぜひご検討くださいませ。

  トヨタが作るクルマが、必ずしも優れた走行性能を持つとは限らないのですが(意図的に走りを抑えるモデルもあるみたい)、トヨタがターゲットにしたモデルに関しては、間違いないですね!!これらを選ぶというのはアリだと思います。「アテンザ」「3シリーズ」「ゴルフ」「ストリーム(現行ジェイド)」の4台は「トヨタのお墨付き」と考えてもらっていいと思います。もっと色々増えないかな!?トヨタさんよー!!他の車も色々選んでコピってみてくださいませ。




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2017年7月4日火曜日

BMWの『PHEV』シリーズ どれも安過ぎる気がするけど・・・。

  BMWからいつもとはちょっと違った『DM』がやってきた。普段は開封もせずにゴミ箱行きですが、『PHEV』の文字に興味を感じて開けてみたらびっくりです!!えー!!これは安くないですかー!!プリウスPHVとか買ってる場合じゃないですよー!!BMWディーラーに行って少し値引き頑張ってもらったらいい。1年分の全国どこでも使える『無料充電カード』がもらえるって!!その間に自宅の脇に200V電源用意すればいいんじゃないの?(工事見積は総額で約20万円だそうです) これは予想外の展開だったので、グレードが多すぎてほとんど把握できないBMWの価格表を目をチカチカさせながら見ましたよ・・・そしたら驚愕の新事実が次々と出てくる。BMWの日本価格ってなんなの!?

  まず価格表を見て驚いたのが、BMWの最新鋭モデルであるG30系5シリーズの『523iラグジュアリー/763万円』『530iラグジュアリー/764万円』という茶番。全く気がつかなかったなー。ちなみに先代のF10系5シリーズの最終価格では『523iラグジュアリー/745万円』『530iラグジュアリー/764万円』でした。530iラグジュアリーの価格は『764万円』で動かさない!!という意志なんですね。とは言っても5シリーズは一声で100万円値引きが出るので、本体価格なんてあって無いみたいなもの。むしろ所有する側のテンションが上がる価格が『764万円』ということか。『764万円のクルマを600万円で買いました!!』とぶっちゃける人と、『このクルマいくら?』『800万円ちょっとかなー』と盛る人の二通りがいるんだろな。

  とにかく新型では523iは買ってほしくないようですね!?まあパワー不足が顕著ですからね。そもそも1万円しか差をつけないなら、523iはもう売らなくて良く無いか!!?受注生産の『523i/599万円』という完全客寄せパンダのためだけにあるとしか思えないです。日本のユーザーはバカだからそういう商売が必要なの!!ハイハイそーですか。

  誰もが523iではなくて530iを選ぶであろうところに、『530eラグジュアリー/778万円』というグレードが出てくるわけです。直4ターボ+モーターでシステム馬力が252psだって。もうこれでいいじゃん。245psを発揮する530iの『ツインスクロールターボ』を、ツインパワーターボ&電動ターボに置き換えたみたいなもので性能はアップしているし、充電もEV走行も可能。しかもトルクも約35kgmから約42kgmまでスープアップされていて、BMW自慢の直4ディーゼルと同じ領域に達しています。・・・あれれもう530iも日本に持ってくる必要ないかも。

  先代よりも圧倒的に静かになったと評判の新型523d。まあ先代はアレでしたからね・・・。ほぼトラックのエンジンだった先代から、まともな乗用車エンジンに変わった!!けどもディーゼルを指名買いするならば、BMWでも、メルセデスでも、ジャガーでも、マツダでもなく・・・PSAだと思いますよ。やっぱり『ツーリングカーごっこ』とかやっていないメーカー(PSA)のディーゼルエンジンってのはいいです、丁寧に『乗用車向け』に躾けられていますよ。

  ということで、BMWのラインナップで『PHEV』はかなり有力なんじゃないか!?私のようなど素人が素直に食いついてしまうように、BMWも意図的に『安く』見えるように設定しているんだと思いますが、あまりにも不自然に安すぎる!!このシステムの隠れた弱点はなんだろう。考えられるのは・・・①車重が1800kg台後半になる(530eの場合) ②システム出力が額面どおりには出ない(252psと言って置いてバッテリーがすぐに空になって180psの523i状態になる)。 ③システムの信頼性が低い(アクティブハイブリッドの悪夢が再び!?)。

 

  なんら断定はできないですけども、ちょっとうさんくさいなーと思うのが、日本人ジャーナリストによる動画が全く出てこないこと。全くの情報無しで今週末(7/8.9)に530eを買いに来てねー!!と言われても・・・河口まなぶさん530eはまだですかー!!。740eも全く動画は出ていないようです。330eに関してはアマチュアの方の試乗動画がありました。見た感じ狭そう!!始動時のミッションもダメそう!!で従来通りのF30系なんですが、ちょっと驚いたのが高速道路で100km/h巡行してもエンジンかからないこと。なんじゃそりゃ!?プリウスはその領域だともうエンジンだけで走っているのに・・・。530eの0-100km/h加速は6.0秒とのこと(海外にあるXdriveだと5.5秒らしい)。これはBMW・Mのスペックに近いタイムですが、フルEV状態で100km/hオーバーまで加速できるのだから、このタイムも納得できますね。

  なんか急にBMWが輝いて見えて来た!! ちなみに330eラグジュアリーは622万円。基本スペックは530eと同じで、こちらも245psくらいを発揮していた330iと同じくらいの価格ですからかなりコスパは上がっています。ちなみに330iはセダン(リムジン)に関してはすでに販売が終了したようでワゴン(ツーリング)のみ残っていますが、330iツーリングラグジュアリーは676万円ですからね・・・。これは確かに事件ですね。アコードHVやらスカイライン350GTやらに500~550万円くらい使うことを検討しているならBMWにも一度行ってみる価値ありそうです(責任は一切とりませんが!!)。ちなみにスカイライン350GTは30km/hくらいでエンジンがかかります(笑)。日産もスカイラインe-POWERを鋭意開発中だと思いますけど・・・。

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2017年6月28日水曜日

複数の日本メーカーが新型スポーツカーを作る!!と吹かしている件

  『スポーツカー作ります!!』宣言が日本メーカーの間でちょっとしたブームになっているみたいです。今年に入ってからマツダから『RX8の後継スポーツカーの市販を決めた!!』というニュースが流れると、今度は三菱から『ランエボ復活を検討』との報道が流れ、さらにホンダが『S2000をFRで復活!?』というこれまた凄いネタが・・・。とりあえず何でも言っておけばファンは大喜びだと思ってるようですが、3台とも300psオーバーの高性能化が確実なので、どう見積もっても500〜600万円くらいになりますから、下手に刺激すると逆効果ってこともありうるんじゃないでしょうか!?

  日本車も随分高くなりましてミニバンでもSUVでも700万円とかいう異常な価格がついてはいますけど、やはり500万円と言ったら高級車の代名詞であるトヨタ・クラウンの上級モデルに手が届く贅沢な価格帯です。これと同等かそれ以上の価格を出して2シーターのちっぽけなスポーツカーを買って一人で楽しむために買うってのは、よっぽど家族に背を向けてダンディズムに埋没する『勘違いなオッサン』じゃないですか!? 家族のために高級ミニバン/SUV/セダンを買うために500万円なら素直に拠出できますけど、スポーツカー買うか!?正直言って300万円〜で買える86やロードスターでも少々心苦しいです。

  そんな『小市民』はスバルの300ps4ドアにでも乗ってればいいじゃん。まあそうですよね・・・。けど敢えて主張させてもらうと、『なんか売れそうだから作ってみました!!』みたいな即席スポーツカーなんてテンション下がるわ・・・。マツダの新型スポーツカーは、ロードスターの二番煎じ。最初からより高性能なスポーツカーを発売するアイディアが十分にあったならば、NDロードスターに空飛びそうなグレードを用意すべきだったわけです。このタイミングでの登場には、どうも周囲をキョロキョロみて決めました!!という匂いがプンプンする。そんな『シェフの気まぐれサラダ』が美味しかった試しがないって!!スポーツカーの高級志向が本格化してるなー・・・よし!!コストは徹底して内装に使おう!!となるんでしょうね。そんな『邪念たっぷりの企画』が前提なんでしょうけども、実際に市販モデルでは、その下心をどれだけ隠し通せるのか!?これは一つマツダのお手並み拝見です。(東洋最強のスポーツメーカーだろーが!!プライドを見せろ!!)

  三菱は2015年にランエボXの『ファイナルエディション』を発売して、景気よく完売させました。おそらく買った人の誰もが『下取りで得する!!」という判断で動いたと思いますが、実はエボXはボデーが違う(デカイ)!!エンジンが違う(4G63じゃない)!!という低評価される難点があります。それでも現在のところはネームバリューで目論見通りとなっていて、下取り価格はそれなりの高値で推移しているようですが、こんなに早いタイミングでの『復活』宣言となっては心中穏やかではないはす。三菱に敬意を持ってそのファイナルに餞別を捧げた心あるクルマ好きな人々から『集団訴訟』を起こされそうな詐欺的案件です。

  ウィキペディアで見ても2014年末で一旦生産中止になって、翌年に限定のファイナルエディションが企画され完売。しかし生産終了とは書いてない!!そうです今も水島(岡山)で密かに作ってコソコソとアメリカに輸出しています。日本で復活の検討!!とか言ってますが、おそらく決断すれば一両日中にも右ハンドルの生産再開なんてできるんじゃないの!?復活するも何もどのメーカーよりも早く市場投入可能なポジションです。ネットの報道に色めきだったコメント欄には、『まずはランサーの復活からですね!!』とか書いてありますけど、アメリカでもドイツでも三菱の代名詞といえば、今も4ドアの『ランサー』!!もちろん絶賛発売中。しかも現地生産は終了していて現在は全量が水島生産!!

  ホンダにしても、果たして新型S2000がどのような形式(FR?MR?)かわかりませんけども、NSX、S660、シビックtypeRというニッチを狙ったモデルを3発打ち上げて、何で世界最強のホンダが『ボリュームゾーン』を狙わないのか!?という事にやっと気がついた?ターボでFRで2ペダルも用意して世界中のエロオヤジに売りさばきましょう!!先代S2000には敬意を持ってます。とにかくホンダの知見を見せつける!!以外に粗悪なドイツ製ロードスターに決定的な差を見せつけたことは快挙です。

  スポーツカーの市場なんて微々たるものです。せっかく赤字ズブズブもしくは赤字転落一歩手前のロータスやポルシェが600万円で、バスタブ設計のミッドシップを頑張って売っているのに、そこに『気まぐれな』日本メーカーが大挙して乗り込んでいく意義はあるのか!?何だろう・・・市場が瞬く間にクラッシュするのが浮かびますよ。

  マツダ、三菱、ホンダともにやや高めに価格を設定するインセンティブがあります。いずれも国内の製造ラインは限られていて、輸出すればいくらでも売れる状況ですから、トヨタ86みたいに発売直後から月に3000台程度もコンスタントに売れちゃうと逆に困るんでしょうね。月に300台、年間3000台程度を、エアコンプレッサーを張り巡らした旧式遊休ラインをゆっくり動かして少数精鋭の熟練工で組み上げることを条件に、労使面での配慮があるのかもしれません。また現場の製造技術を高く保つための全社的な研修の一環として企画されているのかもしれません。

  自動車メーカーの仕事はかなり変節しています。今ではすっかり①資金を調達して②クルマを売ること。エンジン基幹部品をボッシュ(ドイツの名門サプライヤー)などから調達し、それを車種ごとにパフォーマンスを調整する地道な作業をリカルド(イギリスのエンジンコンサル)に外注し、鉄鋼メーカーから剛性と衝突安全性に関するボデー提案を受け採択を判断し、市販モデルが完成したら、オートメーション化された工場で量産するだけ。部品の供給などの単純作業は人材派遣会社に外注。組み立て作業自体も関東自動車、日野自動車、八千代工業、パジェロ製造などの事業所に委託しているので、トヨタ、ホンダ、三菱の仕事って極めて限定的じゃね!?という気もします。アメリカや中国の政府対策が一番の花形になりつつある!?

  トヨタ、ホンダ、三菱、日産などの商標は、巨大な自動車産業が固まったコングロマリットに付けられた『ビジネスマーク』でしかないですけども、そんな組織がビジネスライクに作るスポーツカーに萌えるか!?って話です。スポーツカーはスポーツカー屋に任せておけばいいんじゃないの!?ルノーみたいにアルピーヌのファクトリーを復活させて、そこにエンジンやら基幹部品を供給するくらいの『後方支援』がちょうどいいんじゃないかと・・・。



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