2013年11月29日金曜日

憧れのクルマがあるのは幸せ

  実際にクルマを所有すれば、いろいろな現実に気付かされ維持費の高さに悩まされます。どんなに素晴らしいクルマにも少なからず負担感はあります。都市部に住んでいる人はクルマなど無くても生活に支障はまったくないので、好きでもないクルマを所有することは精神衛生上あまり好ましいことではないと思います。

  わざわざ所有するならば、とりあえず選んだというクルマではダメで、ずっと憧れていたクルマを選ぶべきだと思うのです。それでもモデルサイクルはどんどん短くなり、RX-7やS2000に憧れているうちに、次々と生産中止になってしまう・・・なんて悲しいことも起こってしまいます(中古車という手段がありますが)。

   本来クルマってそうやって10年くらい憧れながら、頑張って働いてお金を貯めて買うものなのに、例えば日産GT-Rなどは果たして魅力を失うことなく10年以上続けて作られるのでしょうか?もちろんFMCがあってもいいと思いますし、大筋でコンセプトを守り細部をアップデートし、クルマを10年以上に渡ってラインナップし続ける「努力」は、実は魅力あるクルマ作りの為に一番大切なことなのではないかと思います。

  この「キープ・コンセプト」という概念を世界で一番守っているのは、なんだかんだ言ってもドイツのプレミアムブランドなんだと思います。BMW6シリーズは先代モデルも現行モデルも大いなる魅力を常に保っていますし、メルセデスのAMGモデルには常に人々を振り向かせる普遍的な価値がしっかり備わっています。

  日本車にもそういうクルマがありますし、これからも続いてくれると思いたいです。しかし三菱ランエボの魅力が果たしてもう10年20年と不変なのか?スバルWRXは今後も人々の心を捕えてくれるのか?など不確定な要素が見え隠れしてしまいます。ホンダに至ってはS2000もNSXもシビックタイプRも今ではラインナップから落としていて、まったく買う側の事情を考えていません・・・。

  レクサスはそのブランドの立ち位置にも関わらず当初用意されたSCが消滅したりするなど、日本上陸からまもなく10年が経ちますが、いまだに人々の心をずっと掴まえて熱くするようなクルマが出て来ていません。それでも新しいRCになってそういう要素が生まれてきたようには思いますが・・・。一方でライバルの日産はスカイラインクーペとフェアレディZの2車種を、V型エンジンで人気に陰りが出て来ても残して10年が経過しました。少なくとも若者にクルマの魅力を見せつけているのは、この10年に関しては完全にトヨタよりも日産だったと思います。

  私なども様々な価格帯のクルマに魅せられ、「ぜったいこれ買うぞ」と思ったことは多数あります。中にはやがて熱が冷めてしまうものもあったりしますが・・・。スープラやアウディTT、VWシロッコが欲しかった時期もありました。今考えると「何でだろう」と不思議に思ったりします。しかし街で見かけると、いまさら欲しいとは思いませんが、気になって見つめてしまいます。


2013年11月28日木曜日

「毎日が楽しくなるクルマ」というトンデモ企画・・・

  某雑誌の今月の企画に思わず唖然としました・・・。なんだこの無責任で非社会的なプロライター達がオススメとか言ってる「毎日が楽しくなるクルマ」一挙公開!って。ツッコミどころが多過ぎます・・・。14人の身内ライターが1台ずつ出してきて、おそらく多少は打ち合わせがあっただろうに、なぜ被るのだろうか? しかも2票を獲得したクルマが「メルセデス・ベンツSL63AMG」なんだとさ・・・。これで毎日楽しくなりますか? 毎日見て楽しむつもりでしょうか?

  こんなクルマで何百キロも走ったら、ハイオクガソリンがどんどん消費されてお財布に良くないですよね。1週間に1回程度は楽しくなるクルマの間違えじゃないですか? ほかにもアウディR8、ジープラングラーといった週1モデルが目白押し・・・。まあ輸入車専門誌なので、選択肢が正規輸入車の現行モデルだけという「カス」みたいな縛りがあると、こうなってしまうのか? まともに共感できるのは14人中でたった2人で、「ポルシェ・ボクスター」と「ポルシェ・911カレラ」だけでした。それにしても輸入車縛りというのは結構キツいですね・・・とりあえず思いつくのはBMW6やマセラティグランツーリスモですがV8なのでやはり週1モデルですね・・・。じゃあケイマンかな。

  BMW Z4とかメルセデスSLKとか読者に完全にバカにされるモデルは、とりあえず絶対に排除するというイニシアティブが採られているであろう?辺りはまあ評価できますね。だけどK口Mなぶ氏が出したA45AMGを排除しなかったのが痛いですね。同日発売のライバル雑誌(輸入車主体)にハンドリングではお話にならないレベル!と完全に酷評されています。K口さんやっちまいましたね・・・。

  14人中5人が日本COTYの審査委員なわけですが、5人中2人がさきほどのSLで、残りはA45AMGとBMW435iとテスラ・モデルSですよ。まるで学生サークルが選んだみたいなクルマばかりじゃないですか・・・。たくさんクルマ乗ってるからちょっと捻くれた選択になっちゃいますがって・・・ぜんぜん捻られてないですよ。こんな人々が選んでたら今年の大賞が「VWゴルフ」になっても仕方ないですね。


  

  

2013年11月27日水曜日

派手なメイクのギャルとプレミアムブランド好きなオヤジって同類ですよね?

  街を歩いていると、服装から髪型からメイクまでほぼ同様に仕立てた女性3〜4人組みたいのに出くわすことが珍しくない。一緒にいる段階で本人達も当然に気がついているであろうが、なんの目的があってこうなってしまうのだろうか? 通り過ぎる人の驚く顔を見たいだけなのだろうか?

  「心理学の教授」とかいうヤクザな商売の性格がねじ曲った「有識者」が分析するところによれば、一種の連帯感と安心感こそが根底にあるのだそうですね・・・。そもそも「安心感」とかいう安易な言葉で説明を終わらせるところに、学者としてのセンスの無さを感じてしまいますが・・・。つまり補足すると彼女達は「私だけダサいのはヤダ」というまさに感性の「墓場」と言えるポジション思考しか出来ないってことですよね?まだまだ若いのに「終わってる」というわけです。

  「ポジション思考」と言えば世間では完全にアホとしか認識されていない、プレミアムブランドのクルマ乗ってます!とか書いてるブログ主さん達ですね。そもそもメルセデス・BMW・レクサスなどの中に一応設定されている「それ何が面白いの?」っていうクルマに乗っている、あんまりクルマ好きそうでもないオッサンの思考なんて、同じ恰好して徒党組んでるギャルと全く一緒だと思うのですが・・・。とりあえずコレなら大丈夫だろうって選んだクルマ(3やEなど)が、とんでもないNGポジションだなんて理解するアンテナもないので、ギャルよりも劣った知性&常識じゃないかとすら思います。

  そういうオッサンはもはやカローラに乗る勇気なんてないわけです。なのでとりあえず「やっぱドイツ車でしょ!」なんて言っちゃうわけです。実際に乗っているのは南アフリカ車だったりするわけですが・・・。もう頭の中はガチガチで感性ゼロですから、口から出てくるのは柔軟性が全くない「ポジション・トーク」ばかりで、とりあえず発言を要約すると「ドイツ車>日本車」。ちなみにあなたの乗っているのは・・・・。


  ↓とりあえず理論武装が必要かと・・・

2013年11月26日火曜日

メーカーの着眼点  日産の場合

  「帯に短し・たすきに長し」という言葉がありますが、日産のクルマのラインナップをイメージすると恐ろしいことに気がつきます。「帯に長し・たすきに短し」そんなクルマが日産の「看板車」だったりします。日産がその製品であるクルマで表現したいものって一体なんなんだろ?このクルマを日本で売ってる意味ってなに?そういう問いがいつも頭を駆け巡ります。

  最近では日産車を愛用しているユーザーは大きく2種類に分かれるのではないかと思っています。1つめのタイプは自分自身のマインドを日産車に適合させて、これこそが最良なんだと自分に暗示をかけているタイプです。まあこのタイプは日産ユーザーに限らず、あらゆるブランドでも大なり小なり起こっていることだと思います。ただ日産ユーザー、特にフェアレディZやスカイラインクーペに乗っている人々はその暗示の威力が凄まじいものになっているようです。

  そしてもう1つのタイプは、自分が乗っているクルマのことがよく分からないままに、良し悪しの判断を超越してクルマとはこんなものだと、あまり関心を示さないユーザーです。日産車とほぼ同等のスペックが他の国産各社にも当然にあるものだと思っているくらいに、何も分かってない人が結構多い気がします。フェアレディZ乗っているというので話を聞くと、他のメーカーのクルマは車種すら判別できず、乗っているクルマの種類32なのか?33なのか?34なのか?すら知らなかったりして唖然とします。当然排気量も知りません。実際に職場の同僚にこういう訳わかんない人が複数います・・・。

  でも日本人というのは、本質的にこの2タイプのどちらかになりやすいという傾向があるようです。特に昔からの「殿様商売体質」が抜けきらない日産は、ユーザーにあれこれ負担を強いてクルマを買わせるという文化がまだまだ続いていて、GT-Rの新車契約時には保証内容について細かい制約が付けられているのだとか・・・。GT-Rの性能を保証するために日産の純正部品で交換しないと保証が次々に消滅するという脅しっぷりです。しかも多くの消耗品がサーキットを10回程度走ったら劣化し、交換を余儀なくされるように耐久性が計算されているのだとか。

  昔から日産の営業マンはヤ◯ザみたいな人が多いらしいですが、常に主導権を取って強気に営業を仕掛けていき、言う事を聞かない客には「私に任せておけばいいんです!素人は黙っといて!」くらいのことを平気で言ってくるという話を聞いたことがあります(関西方面のディーラーにて)。そういう上から目線の営業を仕掛ける為にもクルマは常にオーバースペックに作ってあって、「ウチのが何でも一番なんだよ!」という殺し文句をドロップするようです。まあ陶酔できる部分もあっての凄腕営業マンだったりするわけで、話はメチャクチャ面白かったりで若者が次々にその気になっていくのだそうですよ・・・。(日産関係者の方すみませんでした。)


 

2013年11月25日月曜日

高速でムダにブレーキ踏むのはトヨタ車と輸入車ばかりだな・・・

  久しぶりに土曜日の昼間に首都高を走りました。いわゆる”サンデードライバー”がたくさん現れて、事故発生率が異常に高まる東京近郊の高速道はこの時間に乗ると決まって、どっかしらで事故渋滞の表示が出ています・・・。横羽線などがガチガチになる正午頃なら大して危険は少ないのですが、まだ午前9時の段階では流れはスムーズなだけに、近寄りたくないクルマがたくさんいます。

  サンデードライバー御用達のクルマと言えば、トヨタ・プリウスそしてBMW(1・3・5)やボルボ(V70など)が多いですが、どのように見分けが付くかというと簡単で、ブレーキランプがやたらとチカチカします。そういうクルマの後ろを走っているとコチラもブレーキに思わず足が伸びてしまうので、車間を広めに開けては走るようにしています。大抵「チカチカ」は前のクルマへ約10m程度まで寄せていることが多いです。

  とくにブレーキが良く利くBMWやボルボは寄せといて「チカチカ」させます。おそらく前の道路事情にイライラしているのかもしれませんが、後ろから見ている限りは1台だけバカ丸出しになっています。そしてプリウスはというと、ブレーキの利きがもはや「ブラックジョーク」なので、予防のように定期的に「チカチカ」させています。フットブレーキ使わないでしっかり充電してこそプリウスじゃないかという気もするのですが・・・。

  ごくたまに「チカチカ」同士が前後で連なることがあります。さぞかし豪快にブレーキング勝負が見られるのではないか(見たくないですけど・・・)と思いきや、やはり「チカチカ」は基本的にびびりなようで、前が「チカチカ」だと自然と車間が開きます。まあとにかく首都高でムダにブレーキをチカチカさせると後ろのクルマは舌打ち状態なんだってことを理解してくれないかなとつくづく思いますね・・・。


2013年11月22日金曜日

乗れて・走れる 原点回帰 スバル・レヴォーグ

  「乗れないクルマ」とか「走れないクルマ」なんて想像できないかもしれませんが、私を含めた現代人がクルマを買おうとしない一番の大きな理由は、率直に言って「乗れない」「走れない」といったことだったりします。久しぶりに実家に置いてあるハッチバックを運転してみました。トヨタ車でしたがとても狭かった・・・。もう二度とこのサイズのクルマには戻れないなと痛感しました。もう「乗れない」クルマだったわけです。

  そういう視点に立つと日本車の4割を占める軽自動車は「乗れない」クルマになってしまいます(もちろん大きく社会に役立っていますが・・・)。個人的に高速道路や自動車専用道を多用して関東甲信越から中部・南東北までよく走るので、同乗者のことを考えると軽自動車ではやや安全性に問題があります。これにアクアやフィットなどの小型車を加えると約7割以上のクルマが「乗れない」に分類されてしまいます。

  残りの3割の多くはミニバンだったりSUVだったりするのですが、車高が高いこれらのクルマでは「走れない」という問題が出てきます。車重も嵩んでいるのでコーナーリング性能は望むべくもないです。結局のところクルマを所有する理由なんて、遠くに行く時の交通手段になることだと考えていて、しかも一番重要なのは、他の交通機関が発達していない僻地でも自在に到達できるという点なので、ミニバンやSUVでは困った問題が発生します。

  鉄道などの公共交通機関が乏しい地域は大抵が山間部です。つまり「山を越え谷を越え」ていくために作られた無数のカーブを走り抜けていかなければなりません。そういう道路をノロノロと走るミニバンをよく見かけますが、いくらなんでも「捗らない」だろって思ってしまいます。「山」を走れないクルマなんていらね〜と思います(あくまで私の価値観です悪しからず)。

  それなのに山道での利用を全く想定していないようなクルマばかりが売上ランキングの上位を独占してしまっています。過疎地域は鉄道会社だけでなく、自動車メーカーからも無視されるようになってきていると言ってもいいでしょう。路面が荒れた林道でもスムーズに加速できて、お尻が痛くならない足回りで、最大斜度が30度を超える急勾配ルートを通っても音を上げないエンジンを積んでいて、「乗れる」だけの広さを持った、「当たり前」の中型車を作ってくれないと、クルマの価値なんてもはや無いと言われても仕方ないです。

  昔は輸入車の方が過酷な道路に対応してパワフルな傾向がありましたが、今じゃBMWもメルセデスもスカスカのエンジンに重いボディを引きずるような「走れない」クルマばかりを作っています。何より県境の山岳ルートでドイツ車に出会うことなんてほとんど無いです。こういうところを走るならメルセデスなんて選ぶ人はいないでしょう。じゃあエボやWRXは多いのかというと、燃費が悪い高性能ターボは航続距離に問題があるようで、こちらもあまり見かけません。

  国産の中型の雄と言えばスバル・マツダ・ホンダでしょうか?旧型のレガシィやアコードは今でもよく走っていますが、最近のモデルはどんどん適正が低くなっている気がします。5ナンバーのレガシィやアコードに比べれば、現行の方がもちろん「乗れる」クルマなんでしょうが、逆に「走れなく」なっているようです。HVなんて山岳路を走ったら信号停止もないので燃費は最悪ですよ。

  結局日本のクルマ文化はクルマ自体が完全に目的化していて、あとはコミュニティだとかそういうレベルで終わってしまっているわけです。これでは「オワコン」と言われても仕方ないでしょう。地に足がついていないわけです。戦国武将が馬を実用的に育てる時代と、江戸時代の武士が体面と繕うために馬を育てる時代のどちらが馬が輝いた時代でしょうか?

  スバルが来年早々にも発売するという「レヴォーグ」は、久々に「乗れて」「走れる」クルマになっているようです。スバルがユーザーの声に素直に耳を傾けて作った傑作車と言ってもいいです。来年のCOTYはアクセラかスカイラインかと思ってましたが、どうやらレヴォーグがブッちぎりで複数の賞を受賞するのではないかと思います。



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 ↓もちろんこのクルマにも期待したいですね!
 

2013年11月21日木曜日

BMW i3は三菱iミーブと何が違うのか?

  三菱iミーブが全くと言っていいほど売れずにとうとう価格改定した。さすがは旧財閥系メーカーと言うべきか、この手の次世代自動車の販売台数にはほとんど興味がないらしく、もはやラン=エボを売っている感覚に近かったようですが、ここにきてプリウスPHVとリーフの補助金を巻き込んだ低価格競争に呼応してかなりの値引きに踏み切りました。

  日産リーフと連動してモーター駆動のみのモビリティの市場を確保しようというグループ連合の意向を汲んだようですが、価格改定よりもデザイン改訂のほうが先じゃないかという気がしないでもないです。航続距離が120kmのものと180kmのものがあるそうですが、今回の改定で高性能な180kmモデルが補助金85万円を合わせると205万円で買えるのだとか。

  このクルマの難しいところは、家庭電源で充電が出来ることを謳い、離島などでの高齢者の利用を想定していることがCMなどで表現されていますが、高齢者ほどデザインを強く気にすることを三菱の開発者は理解していないのではないかという気がします。むしろ一部の若者の方がデザインよりも機能性や先進性を重視する傾向があるので、若者の行動半径を考えると180kmの2倍くらいの実用的な航続距離がほしい気がします。

  三菱が悠長に構えている中で、海外から三菱をリスペクトするメーカーが日本で新型EVの販売を開始しました。三菱iミーブが掲げるコンセプトをそのままパクって(リスペクトして)、さらに利用者の実情に合わせてレンジ・エクステンダー(発電用エンジン)を積んだモデルも設定し、航続距離は300kmに伸びていてEV利用者が切実に感じるニーズ(航続距離延長)を日産や三菱よりもしっかり受け止めています。

  内装は日本で進む「ホンダの"軽"革命」に便乗したような高級軽自動車の佇まいになっていますが、これは日本市場を意識したものではなく、ホンダの内装レイアウトをパクってそのまま南欧州などの"地中海"小型車市場にそのまま提案してしまおうという腹づもりのようです。ライバルであるホンダはBMWミニをパロって「Nシリーズ」を日本で独自に発展させましたが、今度はそこで培ったものをそのままBMWに完コピされて欧州市場で使われてしまう恰好ですね・・・。i3が採用した「観音開きドア」も世界市場でBMWの目の上のたんこぶになっているマツダのパクリというおまけ付きです。

  BMWとしては日本に「テスラ」旋風が吹き荒れるまえに、EVメーカーとしてのシェアを築いておこうという狙いもあるようですが、日本市場の潤沢なEV補助金もあって急転直下のEV参入はまさに千載一遇の好機なのかもしれません。まだi3が売れるかどうかはわかりませんが「観音開きドア」だけでRX-8がヒットした日本市場を良く研究したクルマになっているように思います。なんで日産や三菱は同じようにできないのでしょうかという気もしますが・・・。

 

2013年11月20日水曜日

トヨタ・ハリアーのHV買え買え戦術

  トヨタのハイブリッドを買わせる戦術というほどではないのかもしれないですが、新型ハリアーの10年ぶりのFMCでラインナップが一新されました。トヨタは高排気量エンジンのリストラを次々に進めていて、先日もマジェスタからV8エンジンが取り上げられました。レクサスLSだけで十分にV8エンジンを捌ききることができるのかは疑問ですが・・・。

  V6の3.5Lを積むモデルも同様に新型ハリアーから降ろされ、上級モデルには2.5L直4HVが搭載されるようです。300psオーバーのV6エンジンやシステム馬力300psオーバーのハリアーHVに使われていたV6ハイブリッド(レクサスRXとは別)から、200psそこそこのトヨタブランドらしいスペックのクルマになってしまいました。以前の3.3LのV6ハイブリッドがあまりにもレクサスRXハイブリッドに近いスペックになっていたので、ここの格差を大きくして、200万円の価格差を付けたようです。

  簡単に言うと、先代のハリアーはマークXのようなグレード設定で、上級モデルは十分すぎるパワーで400万円を下回りなかなかお買い得であり、下級グレードは必要最小限のパワーしかなく、可もなく不可もなくといった意見が多いクルマでした。

  新型ハリアーは新たに設定された2LのNA搭載モデルのFF車で1560kgとミドルSUVとしては破格の軽さを実現しています。これならば2LのNAエンジンでもいいかなという気もしますが、先代モデルの2.4L車で走行性能に不満なユーザーが続出したこともあり、今回はさらなるデチューン(ダウンサイジングか?)で物議を醸しそうです。

  新車発表会ではトヨタは盛んに「高級車」という点を強調していましたが、レクサスの同型モデルと大きく差をつけられた設計になっています。内装などを見る限りでは、ちょうど北米でのレクサスESとカムリが兄弟車なのですが、レクサスRX版の「カムリ」に相当するような内装になっています。つまりカムリHVのSUV版みたいな立ち位置のクルマです。今後も長くトヨタブランドのアッパーモデル(=高級車)のプロパーになっていくようです。

  どうやらクルマそのものの魅力というよりは、ラインナップ全体の整合性を考えて作られたクルマなんじゃないかなという気がします。日本でもSUV市場は着実に成長していて、近年に登場したジューク、CX-5、フォレスター、アウトランダーPHEVなどなどいずれも、廉価ながらターボやディーゼル、高性能HVを使ってクルマの走りにこだわった結果どれも好売上を誇っています。一方でコケ気味なのがインプレッサXVでとりあえずスバル初のHVというだけの「押し」の弱さが災いしています。

  トヨタはこれら国産SUVのセオリーを無視して、新型ハリアーを発売しました。この「逆張り」戦術も一理あるとは思いますが、セダン市場におけるカムリの影の薄さを考えると、同じような路線を辿るクルマになる気がします。



  

2013年11月19日火曜日

新車をできるだけ安く買うための工夫

  新車を出来るだけ安く買うためには、クルマに詳しくなる必要があります。まずはお目当てのクルマをネットのオプション表を使って、必要なオプションを盛り込み「費用総額」を計算しましょう。この段階で絶対に必要なオプションをしっかりと見極める必要があります。ディーラーの担当者に何を言われても「それは要る」「それは要らない」とハッキリ言えるようにしておきます。

  とりあえず支払総額からいくら値引きしたいかを線引きして「購入予定価格」を決めます。それなりにオプションを付けているならざっくり50万円くらい下げましょう。次にディーラーに直接行くのではなく、クルマのことまったく分からないふりをして電話をかけましょう。そこでクルマを買う予定と伝えれば、営業の担当者が出てくるはずです。そこでおもむろにグレードと必要なオプションを伝えて、「だいたいでいくらになりますか?」と訊きましょう。その際にこちらから具体的な予算などは絶対に言わないようにしましょう。

  私の場合はモデル末期ということもあり、電話の段階で約50万円以上の値引きをした金額が出てきました。あくまで口約束だったのでディーラーにその後赴くとそれよりも少し高めの見積もりを貰いました。実際に軽い口約束から出た金額なので、多少は高くてもその場はなにも言わずに受け取りましょう。そして買う気満々であるということをそれとなく伝えましょう。

  クルマのことあまり分かってなさそうなおとなしい客が来て、買う気満々で帰って行ったとなるとその営業所ではおそらく「ほぼオーダー」として当月の売上として勘定に入れるようになります。そして後からこの仮オーダーがNGになるのは体面が悪いので営業マンはとても嫌がります。つまりこの営業マンの最大の弱みを突いてしまえば、主導権を握りやすくなり値引き交渉がとてもよく進捗します。

  その後2回目の来店までに、ライバルディーラーに同じオプションで目一杯の見積もりを出させておいてから、再び電話で攻撃しましょう。最初の口約束の金額より高かったんだけど、それはおかしくないか?などと揺さぶりを掛けて、次の来店までに口約束分をしっかり守った「本気の見積もり」を作っておいて!と伝えます。この段階ではまだライバルディーラーの話はしません。最後のカードとして取っておきましょう。


  電話での交渉は嫌がる営業マンも多いでしょうが、素人面してすっとぼけておけば、なんとか来店させようと「甘い数字」を言いやすくなります。そこで十分に数字を引き出しておいて、最後にライバルディーラーつかって20万円くらいは引き下げられるでしょう。手中に収めたオーダーが逃げそうになると営業マンは慌てますので、そこで店長決裁でなんとかなる金額まで揺さぶって仕留めましょう。私はこの方法で実際にネットに流出している同型車のどの見積りよりもマツダから安く買う事ができました。みなさんもぜひ試してみてください。


↓「月刊 自家用車」値引き情報が豊富な雑誌ですが、実際はやり方次第でもっと安くなります。

2013年11月18日月曜日

2人しか乗らないなら150psもあれば十分

  特定のクルマを揶揄するつもりはないのですが、300psオーバーのクルマを日本の道路でノロノロ走らせてるのってカッコ悪くないですか? ほとんどアクセルを全開にすることなく、その一生を終えるクルマも可哀相ですし・・・。日本メーカーはそこのところがよくわかっているので、ドイツ車と比べて控えめな馬力設定になる傾向が強いです。

  クルマのことがまだあまり解らない時期だと、「馬力」がクルマ選びの大きな基準になってしまっていて、200ps以下のクルマは候補から消えてしまうという人も多かったりします。実際のところは、4人以上乗車が当たり前の利用環境だと200ps以上あった方がストレスなく走るとは思いますが、普段は2人はほぼ2人乗車ならば150psで「十分」です。

  なにが「十分」かというと、これだけのパワーがあってその他のクルマの基本性能が高ければ、どんなクルマにも負けないくらいの走りができるということです。もちろんひたすら直線の道路でGT-Rと直進加速を競えばそりゃ負けますけどね・・・。名◯屋高速などを夜間に走っていると、必ずといっていいほどアウディやメルセデスに乗ってイカれたスピードで煽ってくる野蛮人によく出くわします(年に2、3回しか通りませんが・・・)。ヤツらは煽るというより「スリップ」を使った加速がしたいようですね。なので追い越し車線が開いているのに、ちょっと飛ばしているクルマを見るとわざわざ後ろにピタりと付けてきます。公道でテストドライブなんてまったく迷惑な輩ですね・・・。

  昔は100psそこそこのトヨタ車でデュプトロなし(ギアが決められないAT)だったので、まったく太刀打ちできませんでした。しかし今乗っている150psでデュプトロ式ATを装備した国産車ならば、タイミングさえ慣れれば十分に互角に渡りあえます。相手(アウディやメルセデス)は車重が嵩んでいる上にハンドリングにも難があるので、高速コーナーになるととたんに「ドン亀」になります。今では名◯屋通過も全く苦ではなくなりました。

  300psを軽くオーバーしているクルマとなると、相当な直線道路でなければ全開で立ち上がることなどできませんし、V8搭載モデルでなければターボ車なので明らかにラグが発生しているのが、前で走っていても解ります。「意外に遅いな」が印象です。結局は300ps以上のクルマの性能に応えられるほどタイヤと路面の状況が理想的にはならないことが多いようです。

  かつての280ps自主規制というのは実は素晴らしい決まりだったわけです。一部の非常識な輸入車好きの悪趣味に合わせて今ではほぼ無効になってしまったようですが、それ以来クルマはつまらないと言われるようになりました・・・。300ps超えると物理が解らないバカには手に負えませんから。

  

2013年11月14日木曜日

GT-Rが良いとは限らないですね。


  S2000、ポルシェ997カレラ、R35GT-R・・・。高級車は数多くあれども実際に所有してみたいクルマはそうたくさんはなかったりします。もしちょっとお金が転がり込んできて、このどれかを買えるとしたらどれにするか?と考えるとなかなか結論に達することができません。

  試乗してみればいいと思いますが、試乗して解ることなんて初心者の私にとっては、そのクルマの大体の雰囲気くらいなものでしかなく、まあどれに乗っても優劣こそ付くかもしれませんが満足できるものになるはずです。

  実はこの1週間の内にこの3台の後ろをじっくり走る時間がありました。ドライバーの性格もあるでしょうが、ゼロ発進からの立ち上がりなどの基本的な動きを見ていて、おそらく運転していて気持ちがいいのは、S2000997GT-Rの順番ではないかなという気がします。

  立ち上がりの挙動はやはり軽量なクルマほど良いのは明らかで、GT-Rはタイヤが必死でグリップして安定しようとしていますが、加速が小刻みに変化している様子がわかります。強力過ぎるエンジンパワーを一生懸命封じ込めて、スピンを避けているようです。

  GT-R、ランエボやSTiといったAWD&ターボのスポーツカーはサーキットに行かないとその性能はほとんど発揮できないクルマなのだと思います。もちろん断トツで速いのでしょうが、一般道ではほとんどのドライバーがその加速を楽しむ余裕などなく、ただ重い車体をズルズルと引きずって走っていて、日本の道路スペースの狭さに苛立っているかのようです。

  997RRという先入観もあるのでしょうが、FRのクルマよりもワンテンポ速く加速がつながっていくので、馬力の多寡に以上に鋭く伸びます。率直に「おお、ポルシェやっぱすげ〜な」と感心してしまうほどで他車とはやはり違います。NA車なので低速での速度の出し入れも心地よく楽しめそうです。

  S2000は実際に一緒に走ってみてとても感銘を受けました。あんなに優雅に峠のコーナーをクリアしていくスポーツカーはなかなかないですね。あれだけの走りが出来るなら2シーター買うなら絶対これだなと思いましたね。ホンダにはぜひ復活を期待したいです。S2000の走りはコチラをどうぞ⇒「S2000の走りは鳥肌ものだった・・・」

2013年11月13日水曜日

自動ブレーキなんて安全に運用できるならとっくに全車標準だろ・・・

  自動ブレーキを体験させてクルマを売るっていうキャンペーンそのものにクルマメーカーとしてのポリシーはあるのか?という気もしますが、とうとうしょうもない事故を起こしてブランドイメージを失墜させるメーカーが出て来てしまいました。30km/h以下じゃないと作動しない装置で、速度オーバーで突っ込んだらしいです。

  誰がどう考えても50km/hで走行している前方のクルマに突然に自動ブレーキが作動したら、後ろを走っている側としてはただじゃ済まないです。もちろん車間距離を十分に開けておく義務は当然にあるのですけど。それでも不要に急ブレーキを踏まれまくっては、混雑が日常的な地域では事故の危険が急増するはずです。よって30km/h以下で作動する設定が限界なんだろうと思います。

  クルマなんて年がら年中故障しまくっている乗り物です。あらゆる機能がコンピュータ制御になってきている最近のクルマは、たった一つのセンサーの不良でとんでもないメチャクチャな挙動を起こしたりします。あれだけ燃費の良いプリウスも3代目になってやっと商用ベースで普及するようになりました。アウトランダーPHEVもアテンザも最初は燃えました。まあ最新技術なんてそんなもんなので、あまり過信すると大怪我してしまいます。

 クルマなんてモデル末期にディーラーから値引きをたくさん引き出して買うのがベストだと思います。現在お買い得になっているのが、日産スカイラインとスバルレガシィでしょうか。でもどちらもやっぱり新型がいいかもと思ってしまうのが難点ですが・・・。



 

2013年11月12日火曜日

ベンツ買うならAMG!っていうのもう止めませんか?

  メルセデスなんて庶民が乗るクルマじゃないんだよと言わんばかりに、主要グレードに設定されているのが「AMG」と名付けられたグレードです。これこそが本物のメルセデスだと言って憚らないファンは多いです。これってハードル高すぎじゃないですか?600~700万円を必死で払ってメルセデス車を買っても、馬鹿にされるってあんまりですよね・・・。

  日本価格でC63AMGで1000万円を超えています。A45AMGみたいな直4ハッチバックのモデルでも700万円なんて鬼畜すぎです。まあそこそこの収入の日本人でもこのクラスのクルマを取っ替え引っ替え乗っていれば「消耗」してしまいます。馬鹿にされるか?消耗するか?という恐ろしい二択を迫る「悪魔のブランド」メルセデスなんて近寄らないほうが無難ですね・・・。

  メルセデスに限らず、「ポルシェといったらルーフでしょ」とか「Mかアルピナ以外は論外」とか吹かしまくる訳分かんない人って日本人に多い気がします。「東大だったら理三でしょ」みたいなこと言ってる感覚に近いのかも・・・。しかしRUFなんてバブル期の空冷モデルしか見かけないし、現行モデルなんて買う人いるの?ってくらいで、もはや「都市伝説」です。

  ということでルーフとかアルピナとか言ってるやつは、バブル時代からの虚言癖が治らない痛いオッサンなので、放っておいていいでしょう。しかし「AMG」に関してはまだまだ売れているようで、冒頭の「これこそが本物・・・」と考えがかなり広く共有されていて、なかなか厄介なことです。今後もこの作戦で日本人からさんざんカネを巻き上げようという方針は変わらないみたいです。

  今後はノーマルグレードが三菱の直4ターボエンジン搭載で、「AMG」がメルセデスV8エンジン搭載で作り分けられていくでしょう。メルセデスの意味不明に重たいボディじゃなければ三菱のエンジンの方がいいと思うのですがね、日本を走る分には・・・。


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2013年11月11日月曜日

オデッセイは「見事な変身」か「裏切り」か・・・

  ホンダのミニバンはなんだかどれも速そうですね。Hマークを輝かせて、軽自動車を煽り倒す「ストリーム」の勇姿は、日本の至る所で見られます。軽自動車やエコカーのドライバーから見れば天敵かもしれませんが、1車線の国道などを家族連れでもスイスイ走ってくれるミニバンは基本的に「いいヤツ」だと思います。

  ミニバンのくせに飛ばしたら危ないという意見もあるようですが、SUVもハッチバックも似たようなもので、車高が高いクルマはバランスが悪いです。SUV・ハッチバック・ミニバンはどれも形は違いますが中身はほぼ同じ仕組みなので性能もほぼ一緒です。部品もほぼ同じものを使っていますし・・・。それではどのクルマがどれくらい「危ないか」と言うと、重量や出力がバラバラでわずかに差がありますが、1600mm以上もあればどれもほぼ同じくらいに危ないクルマです。ミニバンだけが特に危ないということはありません。

  ホンダのミニバンユーザーは他車のミニバンと比べて元気に走る傾向があるので、ホンダ車はよっぽど接地感などクルマを信頼できる要素が特に多いようです。メーカー別にすると「ホンダ>マツダ>スバル>日産>トヨタ」の順でミニバンの走りはアグレッシブなようです。トヨタにはアルファード/ヴェルファイアといった過激派もいますが、ノア/ボクシーの走りは総じて大人しくて、渋滞の先頭になっているケースも見受けられます。

  やはりトヨタ・日産ではなく、ホンダ・マツダ・スバルを敢えて選ぶユーザーの多くは、4発エンジンの性能差に惹かれるケースが多いようで、例えミニバンでも走りを満喫してしまう輩が多いのかもしれません。ホンダ・マツダ・スバルのミニバンの共通点として、「子供が喜びそうなデザイン」が挙げられます。この3社はミニバンをカッコ良くしようとはまったく考えていないようで、デザインに秀でるマツダも、率先して珍デザインを生み出したりしています。

  最初に大ヒットしたホンダのステップワゴンが、「コミカル」なデザインを採用してハイエースやボンゴなどの武骨なイメージを一新し、ファミリー層の需要を徹底的に掘り起こしましたが、今もその手法が主流のようです。それでもメルセデスのようなイカついクルマに乗りたいという「男気溢れる」お父さんの為に、トヨタがアルファード/ヴェルファイアを出すと、こちらも「コミカル」を嫌う層を取り込み大ヒットしました。

  「コミカル」ホンダVS「男気」トヨタの二大派閥の対立軸の中でミニバンはこの10年ので日本の津々浦々に広がりましたが、対立と言うより最初から客層は完全に分かれている気がします。ホンダ・マツダ・スバルのミニバンに乗る層はアルファードやエルグランドを「ダサい」と感じているだろうし、反対にアルファードユーザーから見たら、「コミカル」なミニバンなんて絶対に乗りたくないはずです。

  この「水と油」のような趣向の違いを上手く取込まないと、ミニバンといえども不人気車になるというリサーチのもと、新型オデッセイが「コミカル」から「男気」へ鞍替えしました。従来の顧客はバッサリ切り捨てて、トヨタ購買層を切り取りにいった模様です。ミニバン最強の走りを謳っておきながら「コミカル」というアンバランスさが販売減につながっていたのは否定できないので、当然の変身でしょうけども、「アルファードはダサい」と思っていた従来ユーザーにとっては複雑な気分かもしれません。


  

2013年11月8日金曜日

良さそうなクルマが増えたけど、アテンザに「感動」しますか?

  東京で生活しているとクルマなんて無くても全く困りません。もし日本で売られている乗用車がフェラーリか軽自動車の2択しかないなら、クルマは買わないと思います。フェラーリはお金がないから、軽自動車は「感動」しないからです。間違ってもどちらもこの世に要らないとは思ってないですよ、「私にとっては」という話です。

  去年辺りから魅力的なクルマが再び増えてきてはいると思うのですが、これを買わなかったら後悔すると思わせてくれるクルマがあったか?というと微妙なところではありますが・・・。今のところは「レクサスIS350」だけです。まあ1台出て来てくれただけでもスゴいことなんですが。

  マツダ・アテンザはかなり話題になりましたが、騒いでいる人は初代と2代目をよく知らない人ばかりな気がします。この3代目はクルマとしての「ポジション」が曖昧になっていて、どういうドライブを呈示しているのかもあまりピンとこないクルマになってしまいました。FF車を街乗りしやすいように低速トルクを高めて、燃費を向上させるという欧州的手法を「マツダは欧州車」だと言わんばかりに踏襲してしまっているところが、急激に感動を覚ましてくれます。

  FF車で低速トルクってそんなにいいもんじゃないですよ実際には・・・。FF車乗ってて一番苦痛だなと思うのがゼロ発進です。路面状況や勾配によって目まぐるしく発進加速が変わって面白いという人もいると思いますが、加速して後方に荷重が移りトラクションが抜けていくのがFF車の最大に気持悪い点です。しかも低速トルクがあるから改善されるという問題ではないです。

  よってそんなところを強化してもらって、高回転域でまったくパワーが伸びないクルマ作られても、まったく評価できないんですよね。この点をさらにヒドくしたのが、欧州直4ターボ車でして、クルマ好きでこんなクルマを好き好んで買うヤツがいるのか?っていつも思ってしまいます。

  ディーゼルにしたって同じです。マツダのディーゼルは最初はかなり速いですけど、トータルで100km/hまでの加速を比べると、カムリHVよりちょっと速い程度です。3.5Lのトヨタセダンや3.7Lの日産車からみたら何でも無いレベルなんですよね。結局は重量が増えた分のハンドリングの悪さを考えると、アテンザはなかなか厳しいと言わざるを得ないです。

  そういう意味で正しい進化をして来て「感動」させてくれそうなのが、新型スカイラインだと思います。次のクルマはこれにしようかななんて密かに考えているのですが、もう一台マツダが見習ってほしいようなクルマが来年にも登場しそうです。それがBMWの2シリーズクーペです。2LのNAで1360kg程度の車重というスペックを聴いただけで、今までのBMWとは全く違います!正確に言うと10年以上前に存在したドライバーズカーの傑作として評価されていたBMWが帰ってきた!が正しいでしょうか・・・。初代アテンザみたいなクルマを現代の技術で復活させたBMWは今後注目です。

  
↓とうとう完結しました。この漫画は日本にクルマ文化の素晴らしさをある程度は伝えたと思います。
  

2013年11月7日木曜日

プジョー308CCで近所を"パレード"するオッサン・・・

  「ボッチ」ドライブなのにフルオープンという「露出狂」なオッサンが増えて来ました。さすがは戦後生まれのバブル世代というべきか、やることが破天荒すぎます。「いちいち見てくんじゃねー。どんなクルマに乗ろうが勝手だろ。」と思ってそうなスカした表情で乗っておられますが、かなり場違いの恥ずかしい行為だと気がついてほしいです。

  誰もいない山の中を自然を感じながら走るなら何も問題ないのですが、週末の日中で渋滞する狭い道路を、なぜ宛ても無く彷徨う必要があるのでしょうか?週末にクルマを使うときはよっぽどの事情が無い限りは、早朝か深夜が基本だと思うのですが・・・。すでに場所をわきまえない「フルオープン」の段階で「非常識」な人間だとわかりますが、50~60歳くらいの「変態」が最近になって東京西部で大量に「湧いて」しまっていて困ります。

  まずクルマをオープンにするほどお金があるなら、その「みっともない」服装をどうにかしてくれと言いたいです。人通りの多いところをダサい恰好してフルオープンで走るということは、結果的に新宿や渋谷の目抜き通りで平気で路上生活する人と「感覚的」には同じです。関係ない人の視線に余計なものを見せつけて都市環境を悪化させています。

  歩行者が多い駅前で、ダサダサの恰好したオッサンが淋しげにフルオープンでノロノロ走る・・・。見ている側はどうしても居たたまれない気分になりますよね。若い人からみたらメチャクチャな雇用が行われ、しかも税金はどんどん上がっていくという社会に苛立っているのに、その税金がこんな「社会のゴミ」を養うために使われるのかと思うと、せっかくのやる気も無くなって暴れたい気分にもなりますよね・・・。こんなアホが走るために道路があるわけじゃない!

  わざと人が集まるところで、いかにもリストラされて暇そうなオッサンがフルオープンでノロノロと、ハゲヅラとダサい恰好晒して走るって・・・、もはや立派な「内乱罪」ですよ。「愉快犯」としか思えません。別にオープンカーに乗ってはいけないとは思いませんが、フルオープンにする場所と時間をわきまえろと言いたいですね。


   ↓プジョーもBMWもメルセデスもVWもいい迷惑ですよね・・・
 

2013年11月6日水曜日

アウディA4はその名の通り「アホ〜」なのか?

  前回に引き続きジャーマンプレミアムの真贋に迫っていきたいと思います。今回はアウディA4を紹介します。VWグループの「ドル箱」ブランドに成長したアウディは、以前からVWブランド車の共通仕様が多いと言われてきました。このA4も1994年にデビューした初代はパサートと共通のシャシーを使っていました。しかし2001年の2代目からすでに別の設計となっています。

  現行の4代目はVWの「B8」プラットフォームでA4/A6/A8に共通で使われているものです。年内に発売されるポルシェの新型SUV「マカン」にも使われています。少なくともA4に関しては所有欲を失わせるような設計ではないことがわかります。アウディのフラッグシップと共通の設計であることが、メルセデスCやEそしてBMW3よりも高級車として素性が良いと言えるかは微妙なところですが・・・。

  アウディA4はAWDのグレードが主流であることから、高速安定性などの観点から、FRで「従属的下位グレード」に甘んじるメルセデスEやBMW3よりも合理的な選択のクルマと見做すこともできます。一般的に走破性と加速性能に優れるとされるAWDですが、一方で旋回性能と燃費には難があるとされるため、日本の道路にそれほど重宝するとは思えません。そもそもAWDなら日本車の方が技術的に優れているので、ドイツ車をチョイスする必要を感じません。

  A4クワトロは500万円以上します。まもなく発売される新型スカイラインは、3.7LハイブリッドでAWDが設定され、500万円以下になるようです。こうなるとA4クワトロの存在価値は完全に否定されてしまいます。「高級感」「加速」「ハンドリング」「燃費」「乗り心地」「静粛性」「車格」「デザイン」「価格」と全面的にに圧倒されてしまっては、A4クワトロの寿命は尽きたといっていいでしょう。実質的に20年前の初代と同じコンセプトで作られているA4に対して、「33」から長足の進化を遂げたスカイラインは比べるまでもないですよね・・・。

  さて「A4」に限らず、「メルセデスE」も「BMW3」も結局のところやはり「化石」です。ハッキリ言って「カリーナ」の伝統を今に伝える「プレミオ/アリオン」と同じくらいに時代遅れのクルマだと思います。それを百も承知で評論家は挙って無理に褒めようとするのか? 「E63AMG」か「M3」か「RS4」にしか興味がないくせに・・・。


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 ↓ドイツ車大好きなルボランの12月号 ズバリ「超高性能ドイツ車」(それ以外はカス)