2014年1月27日月曜日

アテンザは最高のアッシー専用機だな・・・

  バブルの頃に「アッシー君」という言葉があったらしい。当時まだ小学生だった私には、実際にどのような人々を指したことだかイマイチわからなかったが、世間一般では女性に上手く利用されている男の人みたいな意味だったようだ。当時を知らない私にも、この名称にはややバカにしたニュアンスがあるのはなんとなく分かる。

  先週の金曜日は仕事が終わるなり、今週は資格試験前で会う約束をしていない彼女から「京王線が止まって帰れないから西武新宿線でそっちに行っていい?」と連絡が入る。1週間の仕事が終わり、夜にドライブをしたくなる金曜日の夜に「家まで送って」というのは「渡りに船」のオファー。しかも趣味のクルマが彼女の役に立つなんて嬉しいかぎりだ。急いで家に帰ってクルマを駅まで走らせる。冬になって金曜恒例のFRスポーツ車の集団北上は見られなくなってちょっと寂しいが、それでも心地よい音楽を選ぶと気分は最高だ。ギリギリ電車の時間に間に合わせて、待たせることなくキャッチアップし、申し訳なさそうな彼女にやさしい言葉を掛ける。彼氏にとってはドライブも出来てポイントも上がって理想的な展開。

  夕飯を一緒に食べて、彼女の家まで送り届ける。その後、家に戻りブログを書きながらも眠くなってきたので、着替えもしないままに眠ってしまった。午前1時過ぎに勉強を終えた彼女からの電話で目が覚め、「ちゃんと着替えたの?」「ちょっと待って着替えたらまた電話する」なんてやり取りのあと着替え始めたら、今度は妹から電話「あのさー終電逃しちゃった・・・」。なかなか珍しい事なので、すぐにJR中央線の某駅へ行ってやる。実家は東京の西部にあり、その駅からタクシーだと深夜で軽く5000円はかかるから、とても感謝される。世間知らずの妹なので以前タクシーにボッタくられて8000円取られたらしい。

  夜中の東京西部の幹線道路はクルマの影もほとんどなく快適そのもの。3つ先の信号まで完全に読みながらアクセルだけで進む。タクシーで40分の距離を25分で実家まで送り届ける。妹の仕事の愚痴を聞いてあげながら、実家まであと僅かというところで「ここはどこ?」とかほざく妹。これじゃあボッタくられても仕方ないな・・・。

  実家のプレミオのトヨタ純正ナビの劣悪なオーディオに比べて、パイオニアナビとマツダの静音設計のレベルの高さで音楽の聞こえ方はもはや別次元。ブレーキがガツンと利くマツダ車は、ブレーキをほとんど使わない深夜ならば、超が付く快適な高速サルーンだから、家族内では遠慮が全くない妹から文句の一つも出ない。タクシーよりも速くて、広くて、圧倒的に快適で、最高の音楽が聴ける・・・。心の中でドヤ顔でしたね。

  実家に付くと母親が起きてきて、息子のクルマ道楽が役に立ってなかなか満足そう。「寝てたのに起こされたの?」と訊かれ、今日の仕事の後の話をすると、「ダブル・アッシー君だね〜」と言われ・・・。まあ悪い気はしなかったですね。彼女にも妹にも母親にも感謝されたし・・・。いまさらクルマの自慢なんてしないですけど、満足して貰えるクルマだなと・・・。マツダがフラッグシップに込めた「アッシー・カー」魂をつくづく感じられてとても良かった。

 

2014年1月19日日曜日

シビックtypeR乗りは漢(おとこ)だ!

  土曜日の夜に箱根で雪が舞ったということで、翌日の朝から出掛けてきました。自宅を出てからテンション高めだったようで、先走る気持ちからか・・・自宅を出て10分で早くも公道バトルが勃発してしまいました。箱根までまだ2時間以上もあるのに・・・。

  自宅近郊ではおとなしく走るので深夜でも無い限りは滅多にバトルなんてないですね。喧嘩っ早い若者はまだまだ寝てる時間ですので、天敵のWRXやレガシィGTなんて1台も見かけなかったですし、エボは近頃の東京近郊では明るい時間に見かけなくなりました。RX-7と並んで絶滅危惧種になりつつあります(現行なのに!)。

  86の愛用者はまだまだじいさんばかりですし、CR-Zじゃ相手にする気も起きないですし・・・。M6やSL65AMGやポルシェは結構見かけますが、逆にマツダのセダンなど眼中にないでしょうし・・・。クラウンやマークXは走りにこだわる人が少ないみたいで、いかにもつまらなそうに走ってますね。周りのクルマなんて興味なしみたいです、だから・・・に乗っているわけで。

  その一方で戦闘力の低さを分かってない人が多いのがCセグ以下の輸入車乗りですね。ほとんどの日本車よりも自分のクルマが速いと思っているようで、結構無茶なことをしてきます。空いていれば中間加速を見せつけて3秒で諦めさせることもできますが、あの棺桶みたいなクルマでドジって止まれずに事故られても困るので無視します。

  さてちょっと脱線しましたが、この日のドライブの最初の対戦車はシビックtypeRでした。片側1車線道路をトラック、シビック、アテンザ(私)の順に走行していて、全車同じところで左折して2車線道路に入ります。トラックを当然避けて別のレーンに入ったシビックにアテンザも続きました。もちろん後続車はなくプッシュする必要もなく、自分から煽るなんて非道なことは絶対にしないので、シビックの癪に障る距離には絶対に入りません。

  ただシビックが一気に追い抜きをかけずゆっくり走るので、早く箱根に行きたい身としては通らせて!という想いが募ります。願いが通じたかのようにトラックがレーンを変えたので、シビックよりも早く反応して、レーンを変え追い抜きに掛かろうとしましたが、シビックが半歩遅れて躊躇なくアテンザの前に移って来る・・・「さっきはゆっくり走ってたくせに何だよ」。

  信号一つ抜けたクリーンなところで、このシビックをパスしてアテンザの燃費が良くなる速度で巡航しようとすると、案の定シビックの追従クルーズコントロールが作動したようで、とてつもなく「絶妙」な車間でやってきます。次の信号を超えると今度は通行車が可変シケインになっているエリアに突入しました。「鬼ごっこ」状態のアテンザとシビックは、ここでは先行するアテンザの方がタイミングが測れるので有利ですが、シビックもどうやら完全にスイッチが入ってしまったようで、エボ並みの出足でレーンチェンジを繰り出し、引き離しても追いついてきます。

  車体が大きい分だけレーンチェンジの心理的ストレスを感じつつ、それでも2LのNA同士だからなと思いながら走っていましたが・・・。挙動のあやしい原付が現れ、それをパスした辺りで助手席の彼女がプチ切れし始め、いよいよ前方も詰まったのでおとなしくすることにしました。その後シビックとしばしば並走でしたが、こちらに怒っている様子でもなく、年齢不詳20~40代の男性ドライバーが満足そうな顔で乗ってましたね。

  その後再び間隔ができるとシビックはシケインをスラロームで交わして行きましたが、後ろから見てるとレーンチェンジのタイミングがエグく周りの一般車にかなり迷惑。私なら絶対に入らないタイミングでしたね・・・。ホンダに火をつけた責任を深く感じました・・・ごめんなさい。



2014年1月12日日曜日

アコードもレガシィも旧モデルがカッコイイな・・・。

  現行モデルが不調を極めるアコードとレガシィ。いくらセダン好きでも、購入候補として考える度に、あれこれ気になる点が出て来て、まあそれがほぼデザイン面に関する不満だったりします。ホンダやスバルの看板モデルですから、性能面ならば世界水準で見ても「間違いない」のですから、惜しいことです・・・。そんなことを考えながら、日々暮らしていると、勢いがあった頃のインテグラ顔のアコードや、フラット6が載っていたレガシィB4を見かけたりして、その色あせない魅力を感じます。

  同時期に活躍していたBMW3(E90)の揚げ足を取るようで恐縮ですが、やはりデザインの劣化を比べると日本車のデザインの優秀さを強く感じてしまいます。初代、二代目のアテンザは別格としても、BL系レガシィB4(2003年)とCF系アコード(1997年)も輸入車にはなかなか出せない繊細で上品なエクステリアの造形をしていて今でも街中でその輝きを放っています。トヨタや日産は国内専用モデルが主流だったこともあり、歴代クラウンやセド/グロにはなかなか普遍的な魅力を見出しにくい部分もあり、必ずしも日本車のデザインが優勢とは断定できないですけど・・・。

  惜しむべきは、先代のレガシィB4が歴代最高のデザインでありながら、現行B4が一気に評判を落としてしまったことでしょうか。何より一気に8cmも全高を上げてしまっては、先代のデザインの良さを引き継ぐのは不可能、まるでオディセイのFMC・・・。ただデザイン以外はあらゆる面で進化していて、内装はマツダをうまくパクってゴチャゴチャしていてガラクタ感が満載な歴代スバルのインパネから離脱して、新生スバルの流れを作りました。よくアイサイトがスバルに火をつけたと言われていますが、現行レガシィから始まった「内装革命」が実質的にはスバル躍進の原動力です。

  さらに新型2.5Lのフラット4NAはAWDに要求される出力を確保しつつ、競争力のある燃費性能を併せ持ち、なおかつ乗り味抜群で4気筒ながらフラッグシップらしい贅沢なエンジンです。つまりデザイン以外のあらゆる部分は文句なしに受け入れられるわけです。とりあえずはスバルの充実ぶりを眺めながら、黙ってさらに高級化すると言われている次期レガシィB4を待てばいいのでしょうけど・・・。

  


  

2014年1月8日水曜日

燃費も加速もゴルフに負けた? アクセラってダメダメなのか?

  某雑誌がゴルフハイライン(1.4Lターボ)とアクセラ(2L)を徹底比較した結果、どちらも僅差ではありましたがゴルフが上回るという衝撃な結果が出ていました。日本メーカーのフルHVに対抗すべく、VWが開発した最新型の1.4LターボTSIエンジンはもの凄い性能を秘めているようです。マツダが自信を持って仕上げたスカイアクティブ2.0Lエンジンが数値上は完封されてしまった恰好です。

  マツダファンとしてこの状況を悲しむべきか? いやいや、笑っちゃいます!マツダ車の神経質なまでのアクセル&ブレーキ&ハンドリングの愛好者からしてみたら、VWのレスポンスなんてト◯タ車みたいに感じてしまいます。燃費には良くないと分かっていながらもマツダ車の味を楽しむ背徳感は格別ですね。トヨタのアクセルやブレーキを装備すればいくらでも燃費は伸びるのしょうけど、そんなクルマはもはやマツダじゃないです。

  ト◯タプ◯ウスの車体にスカイアクティブエンジンを押し込んで走らせれば、HVと同等まで燃費伸ばせるらしいです。結局プ◯ウスは回生ブレーキを別にすれば、軽量化とアクセル&ブレーキの緩さで燃費を稼ぎ出しているクルマです。マツダファンはそんなことは百も承知ですから、アクセラHVが予想よりも全然売れない大誤算なのも十分に想像できます。

  VWはそこまで露骨にプ◯ウス方式で燃費を稼ごうとはしていないようですが、マツダのトルコンATよりは燃費を稼げるDSGを採用していてある程度は乗り味を犠牲にしています。さらに1.2Lターボより1.4Lターボの方が燃費が良いという不思議な現象が起こっていますが、これは1.4Lターボには気筒休止機構が付いていて、2気筒700ccの軽自動車なみのパワーで巡航する機能があるからのようです。当然ながら2気筒状態では本来の性能は発揮されません。どこからでも加速する乗り味も犠牲にしている点もマツダには考えにくい発想です。

  結局は燃費と乗り味はトレードオフなわけで、ゴルフは実際のところ必死にプ◯ウスになろうとしています。一方でマツダは「プ◯ウス化」によるクルマの魅力の減少を回避するためにスカイアクティブGを開発したわけです。そういう事情に全く触れずに数値だけでゴルフとアクセラの関係を述べて「世界は広いぞ」とかほざいている某雑誌にはただならぬ悪意を感じてしまいます。それでもゴルフよりも静音が出来ていないアクセラにもさらなる精進を期待したいですが・・・。


2014年1月4日土曜日

ユーロNCAPにやや疑問。「安全なクルマ」のイメージと現実

  クルマ選びのファクターの中で「受動安全」というのは、大抵の人が重視する項目になっていると思います。多くのユーザーは衝突安全基準を第三者機関のテストである程度は知ることができますが、なぜかこれらのテストは全ての発売車種が対象になることはないです。それでももし我が子のチャイルドシートを設置するクルマを選ぶならば、それに適合したテストを行っている「ユーロNCAP」をある程度は参考にするといいでしょう。残念ながら日本車の主軸車種を中心にテストを順次行うと公言している日本の「J-NCAP」には後席チャイルドのテストが無いのです。

  ユーロNCAPの結果を見るとまあテストに堂々出てくるモデル達だけあってどれも数字が立派なものが多いです。しかし中にはジャガーXFのようにイメージではとても頑丈そうでも、実際には日本のコンパクトカー以下の水準のものもあったりします。さらにこれに出てこない「チキン車種」もたくさんあり、その中にも「地雷」もたくさんあるかもしれません。アウディなどはゴルフ互換モデルしかNCAPに登場していないほどです。新型マツダアテンザも5つ星ではありますが、よく見るとチャイルドシートにとって良いクルマとは言えません。メルセデスCLAなどはアテンザよりもさらにずっと低い水準に過ぎないです。そしてBMWi3はブランドの恥辱と言える4つ星に留まってしまいました・・・。

  最新のデータではマツダアクセラと日産インフィニティQ50が発表されています。どちらももちろん最上級の5つ星ですが、数値面ではアクセラの方がハッキリと上回っています。子供を載せるならインフィニティQ50よりもアクセラだと素人なら判断してしまうくらいハッキリした結果と言えるかもしれません。しかしこのテストは一定速度のクルマを壁に衝突させた結果を数字にまとめたものに過ぎません。壁にぶつかるケースなんてそもそも自爆するか追突されて前に押し出される場合のどちらかに過ぎないわけです。どちらも細心の注意を払っておけばかなりの確率で回避・軽減できる事故ですよね。

  実際に道路を走っていて怖いのは正面や側面からの他車との衝突です。対面通行の高速道路で対向車が突っ込んできたら、もはや回避できない状況になってしまいます。そういう時にどれだけクルマの安全性で生命が守られるかが本当に知りたいデータだと思うのです。ユーロNCAPの壁に突っ込むテストは、定速のため各車に与えられているエネルギーは質量によってことなります。この結果、比較的軽量でプラットフォームもしっかりしている中型車特にCセグの数字が異様に高くなる傾向にあります。実際にアクセラだけでなくVWゴルフもレクサスCTもそれぞれブランドの最高水準を叩き出しているわけです。

  けれどもアクセラとインフィニティQ50が正面衝突したらどうなるでしょうか? 約400kg車重が多いインフィニティQ50はアクセラを軽く弾き飛ばしてしまうでしょう。よって車重があるジャガーXFのオーナーは壁にさえ突っ込まなければ、もっと安心してもいいのかも知れません。一方で軽量にも関わらず数字が悪い日産キューブは、どうやらこの結果のせいで欧州では全く相手にされていないようです。そしてこんなクルマに平気な顔して子供を載せている親はちょっと困った人々だと思います。なぜ無関心でいられるの? セレナ、ステップワゴン、ボクシィもちろんアルファードやエスティマだってテストを受けてすらいないので、キューブよりもヒドいクルマかもしれませんから、キューブのドライバーだけというわけではありませんが。

  キューブクラスの日本車のドアの軽さを考えるとまあテスト結果と「推測」がかなり妥当なものであると感じます。ちなみに欧州で売られているVWのミニバン「T5」はキューブよりもさらに酷い結果になっているので、キューブを買わないドイツ人は賢いという指摘も少々的外れなんですが・・・。また安全については続報したいと思います。