2014年7月9日水曜日

ポルシェに乗るにはいくら稼げばいいのか?

  何気なく人から「クルマっていくらお金がかかるの?」と訊かれることって結構多いです。駐車場の相場が5,000〜70,000円くらい幅があり、乗りたいクルマによっても千差万別なのでとても一概には言えず、以前はなかなか要領良く説明できませんでした。そこでもっとシンプルな回答を用意しておこうと「ざっくり」としたものを考えてみました。駐車場相場は環七と環八に挟まれた地域(東京基準ですみません)の平均相場20,000円として計算して、クルマに使えるお金に応じて「月5万円コース」「月10万円コース」「月20万円コース」「月30万円コース」の4コースに分けて、今では訊かれた時に答えるようにしています。

  やはり新車のポルシェに乗るなら「月30万円コース」になっちゃいますね。毎月30万円をクルマに投入、それを最低でも5年続けられればポルシェでも無理なく維持できます。月額では無理でもボーナス込みで年額360万円確保できればOKです。一流企業に勤めている独身者なら正直言ってそんなに難しい金額ではないかもしれません。この金額で「ポルシェ911カレラ」「ポルシェボクスター/ケイマン(全グレード)」「ジャガーFタイプ(全グレード)」「BMW M3/M4」「メルセデスC63AMG」「レクサスLS600h」「レクサスIS-F」「日産GT-R」といった羨望の眼差しを受けられるクルマに乗れます。新車ポルシェのイメージからすると「高い」というよりむしろ「そんなものか」といった感じかもしれません。

  「月20万円コース」でも、一般に"高級車"と呼ばれる類いのクルマが十分に買えます。「レクサスGS300h/350」「レクサスIS300h/350」「フーガ350GT」「スカイライン350GT」「BMW523d」「メルセデスE250」「アウディA6 2.0TFSI」といったところでしょうか。このコースは実はとても悩ましい問題があります。日本車だと6気筒もしくはHVといった贅沢なモデルが買えますが、ドイツブランドだと5シリーズ、Eクラス、A6の直4の最低グレードが精一杯であまり満足感が得られません。なんで月20万円払ってディーラーで惨めな想いをしなければいけないのか・・・。これらのクルマの上級グレードだと「月30万円コース」あるいはそれ以上になってしまいます。とりあえずこのコースならば絶対に日本車(特に日産)がオススメです。

  わりと現実的になる「月10万円コース」では、世間の評価はそれほど高くないかもしれないですが、所有してしっかり使えば十分に満足できるクルマが買えます。まだまだ日本も捨てたもんじゃないですね。「トヨタハリアー(全グレード)」「スバルレヴォーグ(全)」といった話題のクルマから、「日産エクストレイル(全)」「日産ティアナ(全)」「マツダアテンザ(全)」「スバルレガシィ(全)」「トヨタマークX(全)」といった実力派から選び放題です。

  昔と違って高級車でブイブイ言わせる時代でもないですし、このクラスならとりあえず全く安っぽいところはないですから、駐車場でとなりにメルセデスSクラスが並んだとしても何も臆することはないですね。堂々と赤坂や六本木に林立する高層ビル商業施設のセレブ感を出しちゃっている地下駐車場に突撃しても何の問題もないです。丸目のメルセデスEクラス(旧型)に乗ってる人よりも断然にまともに見えます。

  他にもこのコースなら候補はたくさんあります。「アルファード/ヴェルファイア(全)」「エルグランド(全)」「オデッセイ(全)」といった高級ミニバンも、「マツダロードスター(全)」「スバルWRX(全)」「トヨタ86/スバルBRZ(全)」といったスポーツカーも選べます。さらに中古車まで手を広げれば、「20万コース」や「30万コース」のクルマも十分に購入可能です。もちろん人それぞれ価値観は違いますし、収入やお金に対する個人感覚も大きく広がってきていますが、それでも現実問題としてクルマにかけるお金なんてせいぜい月10万円くらいに抑えるのがまともな感覚ではないかという気がします。クルマを十分に楽しみつつ経済的に無理なく生活するならば「月10万円」が目安だと言えます。

  クルマなんてとりあえず問題なく使えれば、なんでもいいという人ならば「月5万円コース」でもいいでしょう。ただし駐車場が2万円以上するなら最初から新車は論外です。できるだけ長く使えて低燃費なものを中古車で込み込み80万円くらいに抑えなければいけません。車両価格だけならばとりあえずちゃんと走って「5万円」なんてクルマもたくさんありますが、故障のリスクを考えると新車保証(エンジンなどは新車から5年10万キロまではメーカーの保証が受けられる)が残っている年式のものを選ぶのが無難です。5万円ならばリスクも何もないように思えますが、出先で壊れてレッカー費用をぼったくられるとなかなか面倒です。そもそもクルマの修理も多少のボッタクリは当たり前の世界ですから、懇意の修理屋でも無い限りはやめておいたほうがいいです。

  私個人の考えでは、「趣味」でクルマを所有するならば「10万円コース」か「30万円コース」のどちらかだと思います。「20万円コース」は輸入車メーカーやレクサスからは足元を見られている気がしますし、「日産」が特に好きというわけでもないならば、お金の無駄なように感じます。ちょっと偉そうですが、とりあえず社会人として着実に歩む自信がついたら「10万円コース」でクルマを買い、出世したり事業で成功したときには堂々と「30万円コース」にすすめばいいんじゃないでしょうか。

  
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↓GT-Rも中古なら「10万円コース」でいける時代に突入!・・・いや残念ながらこのクルマはメンテにお金がかかるので「20万円コース(日産コース)」ですね。

2014年7月3日木曜日

クルマにかかるコストを考えると・・・

  平日に家に居たりすると宅配スーパーの営業がやってくることがたまにあります。アマゾンが勢力を拡大するご時世とはいえ、「生鮮食料品」まで宅配で買おうとは思わないです。やっぱり自分の目で見て美味しそうとか見分けないと気が済まないですし。1回の配送料金は200円だそうで、お米やボトルといった重たいものもこの金額で持ってきてもらえるのだそうです。こんな金額で採算とれるのか?って勝手に頭が判断しちゃいます。まだ「配送料1000円」と言われたほうが、まともなビジネスモデルかも?と納得できる部分もあります。

  誰が重い買い物を家まで運んでもらうためだけに1000円も払うのか?と常識的な「コスト感覚」があればそう思うはずです。しかしよ〜く考えてみると、私は重たい買い物を家まで運ぶために「クルマ」を使っているのですが、このクルマにかかるコストを計算すると「駐車場」「任意保険」「ガソリン」の3項目だけで月3万円は払っています。つまり1日当たり1000円です。少なくともクルマを所有する目的が「買い物」という人は、かなり割に合わない出費を強いられていると感じているかもしれません。

  もちろん「買い物」以外にもクルマの用途はいろいろあります。とはいっても仕事をしていると、なかなか3万円分のドライブをできない月も出てきますし、なんとか時間を見つけて「出撃」しても渋滞にハマったりすると「人生の無駄遣い」だなと後悔したりもするわけです。じゃあクルマを持つ理由って一体なんだ・・・。私の場合は「実家にいる両親がそこそこ高齢なので親孝行の為に必要」なんて最初は思っていたんですが、実際に何か緊急事態が起これば、タクシーもすぐに呼べますし、実際にここ数年でその用途での緊急出動なんて1回もありませんでした。実家に住む妹が終電を逃したから送ったというのは何度かありましたが。

  つまるところ、クルマが無くても全く困らない人が「あえて所有する」理由をあれこれ考えると、「クルマを運転するのが好きか?」という1点に尽きると思います。クルマの運転が人生の中でとても価値のある時間だと感じられる人にとっては、月3万円だろうが、月10万円だろうが可能な限り払い続けるでしょうし、そう感じない人にとってはこれほどバカバカしい出費はないでしょう。ここで余計なことを言わせてもらうと、日本で現在人気が沸騰している(らしい)某有名海外ブランドメーカーの300万円台で買えるクルマって、正直言ってコスト負担してまで乗るクルマじゃないだろ!って思うんですよね。シフトレバーもなく、ただただシンドイ出足に我慢・・・。

  やっぱりこれからの時代は「MT復権」じゃないですかね。アルファロメオ、プジョー、シトロエン、BMWミニ、フィアット、マツダ、スバル、スズキ・・・。この辺のブランドはどこも「MT」の現代的価値を決して疑っていないようです。「運転が面白くなくちゃクルマじゃない!」からMTがないメーカー/車種はダメだ!なんて単細胞なことを言うつもりはないですけど、快適に走れる東京郊外の林道でドライブを楽しんでいる人々が乗っているクルマを見れば・・・「なるほど」と頷ける、ある種のルールがありますね。


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