2015年6月24日水曜日

クルマの価格 を考える。

  「日本車なんて安いっぽい!」とかわけわかんないこと言ってくる人はまだまだ多いですね・・・いや世の中そんなヤツばっかり!だからベストカーが売れる!「ベストカー読者=アホ」はさすがにマズいかな・・・。特にそんな固定概念が強い人は、かなりの確率で「中古の輸入車」に乗っていますね。アウディA4だかBMW3シリーズだか知りませんが、自分はプリウスの新車価格よりも安くクルマをゲットしておきながら、日本車ユーザーをバカにするからタチが悪いです。一体ヤツらはどういう基準で「高い」とか「安い」とか言っているんだろう? いまだに日本車の中古車ならどれも50万円くらいで買えると考えているのかも?

  そもそもクルマの「貴賎」なんて実際には存在しないです。もしフェラーリでもマクラーレンでも本当に必要ならば、多少無理してでも買いますよ。けれどもほとんどの人が「要らない」から買わないだけです。軽自動車が欲しい人は軽自動車を、ミニバンが欲しい人はミニバンを・・・って極めて自然な消費行動をしているだけなのに、一部の輸入車ユーザーは国産車よりも少々新車価格が高いだけで、勝手に高性能だと思い込むみたいで、彼らの意味不明で錯綜した見解から「(性能の低い)日本車を買うヤツはクルマが分ってない!」みたいな愚論が登場します。こんなこと言ったら失礼かもしれないですが、そもそもクルマの良し悪しもまともにわからない「音痴」が安易に輸入車に近づくのがそもそもの大間違いだと思います。

  ベストカーのクソライターが盲目的に輸入車をホメるときに、しばしば見境なくプリウスがどうだとか、ミニバンがどうだとか、国産コンパクトカーがどうだとか余計なことを書きます。実際に批判された国産車を使っている多くの人々にとっては、そのエコカーやミニバンが使用目的に合っていて選んだだけなのに、クソみたいなイチャモンをつけられて全くもっていい迷惑です。もちろんそんな善良な人々はベストカーなんてまず読まないですし、そんなゴミ雑誌の存在なんて知らないですから、とりあえず何の支障もないわけですが、そんなクソな記事をわざわざ掘り出して、拡声してくる人々(=輸入車好き)は本当にうっとおしいです。

  「日本のコンパクトカーなんて怖くて乗れない!」とか言ってる、VWポロに乗るユーザーなんてよく見かけますね。何を基準に言っているのやら・・・デザイン?安全性?走行性能?パッケージ?ハッキリ言ってその全てで「ポロ」は負けているんですけどね。デミオやスイフトだけでなく、フィットやアクアにも負けてる! どうでもいいですけど、「フィット」も「アクア」もアメリカ市場で堂々と販売している「メジャーリーガー」です。「ポロ」とか「up!」とかインド市場向けの「マイナー」にバカにされる筋合いは全くないと思います。北米・欧州・日本の3地域で発売され、全てのNCAPであらゆる検査をされて、全ての市場で一定の評価を得たクルマになって初めて信頼されるべきですよね。

  VWはゴルフやビートルだってそろそろ「マイナー」行きが通告されそうなほど、北米では不振を極めています。VWゴルフの出来がスゴくいい!と思い込んでいるユーザーもやたらといますね・・・。まあCセグ・ハッチバックなんてどのメーカーでもある程度マジメに作ればゴルフの水準に到達できます(BMWとメルセデスとアルファロメオは不真面目?)。実際にドイツの雑誌を見てもシビック、アルメーラ(日産)、オーリス、アクセラ、インプレッサといった日本車勢とゴルフやA3の評価はほぼ同じです。インプレッサ1.6Lは2万ユーロ(300万円)もするのでスイスなどでしか売れないらしいですが、他の4台はどれも大人気です。

  何がいいたいか?というと、本来クルマの「機能」とか「価格」といったものは極めて合理的に設定されているんですが、日本においては「輸入車インポーター」「輸入車ユーザー」「ベストカーほかのメディア」の3者がメチャクチャな情報を発信するために、訳が分らない言い分があちこちで飛び交っています。ただ純粋に雰囲気を楽しむという目的で輸入車を使うなら結構なんですけどね・・・。BMWを基準にスバルやマツダを貶したり、VWを基準にトヨタやホンダを貶している人を見かけると、まあ反撃したくもなります。

  敢えて「高い」「安い」という表現を使うのであれば、クルマの価値を徹底的に値踏みする必要があるんじゃないですか? 新車保証が切れて部品交換もままならない上に、エアコンが壊れて、ターボチャージャーも不調な中古のメルセデスなんて、たとえ5万円でも「高い」くらいです。その一方で「安い」クルマってのは、新車乗り出しで1000万円しますけど、「日産GT-R」や「レクサスLS」みたいなクルマのことを指すのが正しいです。たった1000万円で世界最高レベルの性能が手に入ります。海外ブランドから発売されたら2倍以上の価格になるはずですから「お買い得=安い」ですね。


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2015年6月14日日曜日

比較的安全な小型車は・・・ルノー・ルーテシアらしい

  北海道でとても恐ろしい交通事故がありました。時速100kmでの「信号無視突入」はたしかにとんでもなく酷いですけど、実際にそんなシーンを1年に1回くらいは見かけます。交通マナーが悪いという大阪、名古屋だけでなく首都圏でも結構多い(他県ナンバーいますから)ので、交差点進入時には青信号といえどもくれぐれも注意しなければと思います。横から突っ込まれるってのはどんなに安全なクルマでも嫌ですね。日本・米国・欧州のNCAPですべて5つ星を獲得しているようなクルマでもほぼ例外なくサイドからの衝撃には弱いです。側面剛性にもこだわるなら2ドア(クーペ)や3ドアハッチバックという選択もありそうですが、実際にそういったクルマでも動画を見るとあっさりとサイドパネルが突き破られているので、とりあえずあまり期待できそうにないです。

  実際にNCAPの検査項目は、いわゆる壁などにつっこむタイプの「自爆」型が多いので、スコアが低くても無茶な運転さえしなければあまり気にすることは無いような気もします。しかしできるだけ安全なクルマが欲しいとすれば、他に特に頼れるデータもないので、とりあえず乗員保護でフルラップ・オフセットで全て最高評価(★5つ)を獲っているクルマの中から選びたいですね・・・私は相当のビビリなので、購入前にはかなり念入りにチェックしています。あれこれ見ていると意外な車種が対象からこぼれ落ちるもので、あのVWゴルフがアウトでした。現行モデルではフルラップに関して「運・助」ともに★4つに留まっています(これは結構マズい結果でゴルフオーナーが見たら発狂するかも)。

  ゴルフがダメならいよいよ「Cセグ以下は全滅か?」というと決してそうでもなく、これまた意外なことに「トヨタ・カローラルミオン」と「レクサスCT200h」という伏兵が見事にクリアしています。カローラルミオンは、ヴィッツと共通シャシーになった現行カローラとは違って古い設計で、オーリスと同じものを使っています。サイズにもちょっとゆとりがある(ルーフも高い)ことからも好結果につながっているかもしれません。レクサスCTも同じオーリス型シャシーですが、こちらは見るからにボンネットの張り出し感がオーリスとは違いますし、フロント部分でのスペースの余裕がクッションになっているのが大きいようです。ちなみに余裕のクリアが期待された「インプレッサ」はゴルフ並みにダメダメですし、ライバルの「アクセラ」もまた1項目だけ★4で個人的には「落第」です。アクセラは見るからにデザインを優先していて、やや前方にツッコミ過ぎたコクピット位置が災いして先代よりも評価が落ちているように思います。

  そしてルミオンとCT200hよりもビックリなことに、「スズキ・スイフト」、「日産・ノート」、「マツダ・デミオ」の小型車(Bセグ)3台が見事にクリアしています。ゴルフよりも下のクラスでVWだとポロに相当するBセグ車が「達成」していることに驚きです(ただしデミオの先代はダメダメでしたが)。ちなみにVWポロもJNCAPに参加していて、ゴルフ同様にフルラップが運・助ともにやや弱い(★4つ)と判定されています。そしてこのクラスの日本でのベストセラーであるアクア、フィット、ヴィッツの3台もポロ同様にダメでした。トヨタ、ホンダ、VW・・・営業や広告にばかりカネを使ってないで、もっと安全面で頑張らないとダメじゃないですか? 

  マツダもスカイアクティブ以降になってブランド発信のためにかなり広告費を増やしてますけど、デミオに関してはFMCで血も涙もないくらいに値上げを断行したので、その分しっかりと安全なクルマになっているようです(一方で安全性能が落ちた?アクセラのFMCによる値上げは何に還元されたの?)。あとフェアな立場でお伝えしておきますが、ホンダが最近発売したBセグセダンの「グレイス」はクリアとまではいきませんでしたが、ゴルフやポロを上回る水準まで乗員安全性を上げてきました。フィットに比べて高めの価格設定ですが、安全面で十分に元が取れると思います。ハッチバックとセダンでは間違いなくセダンの方が安全なので、ボディタイプによる恩恵も大きいかもしれません。米国・中国・東南アジアでトヨタとマツダが販売を進めている「デミオ・セダン」(トヨタはOEM)を日本で売ってもいいかもしれません。

  いくらJNCAPが判定したからって、VWゴルフよりも日産ノートの方が安全だなんて信じられない人もいると思います。同じハッチバックボディで、かつゴルフはCセグ3ナンバーで、ノートはBセグ5ナンバーですし・・・。他に判断材料はないかと探すと、海外のYouTube動画には衝突実験が大量にあるのでゴルフのものはたくさん見つかるのですが、国内専用車になっているノートは出てきません。ちなみにゴルフは「自爆」にはそこそこ強いですが、ピックアップや大型SUVとの衝突では「致命傷」に至るというケースがほとんどで、どうもCセグでも小振りなボディが大いに災いしています。クラッシャブルなスペースで衝撃を吸収することが重要なので、耐衝突性に関しては全幅よりも全長がポイントかもしれません。全長4199mmのゴルフと4100mmのノートの差は約10センチ! しかも車幅はゴルフの方が10センチ以上広いですから、素材や設計を考慮に入れないでサイズだけで判断するならばなんとなくノートの方が耐衝撃性は高いような気がします。

  何とかゴルフとノートの安全性について、一定の結論がほしいと思いあれこれ見ていると、出てきました「ルノー・ルーテシア」。このクルマはルノー日産の共通設計を使ったノートの兄弟車です。欧州と日本では走行環境が違い、ユーザーの嗜好も違うということで、ルーテシアには3気筒ターボが使われ、ノートには4気筒のNAもしくはスーパーチャージャーが使われます。欧州で信号がほとんどないハイウェイを定速走行するなら3気筒ターボが有効で、日本のような「信号地獄」を走るなら自然吸気かスーパーチャージャーが適しています。しかも静粛性を好む日本のユーザーには4気筒の方がベスト!なんてマーケティングもされています。なかなか芸が細かいです(カーメディアはこういうところをしっかり伝えろ!ボケ!)。

  そして本題に入りますが、ルーテシアなかなかすっごいですよ!ゴルフ7ではボルボXC90とのオフセットで完全にキャビンぺしゃんこになって「生存絶望」が誰の目にも明らかだったのですが、ルーテシアは何と!XC90のキャビンにめり込んでいくくらいの「甲殻類系キャビン」になっています。まさかのボルボXC90に逆に致命傷を負わせています。どんなトリックがあるのかわかりませんが、とりあえず目を疑うしかなかったですね・・・ルノー日産ってスゲ〜な。

  2013年の終わり頃に発売された「モーターファンイラストレーティッドvo.87」で、ボディ剛性を自慢するメーカーが開示したデータを付き合わせた特集が組まれていました。当時、話題のクルマだったMQB設計のゴルフ7/アウディA3の設計図と、各部の高張力鋼板の数値(MPa)が示されていました。再び見てみると「A/B/Cピラー部」には1GPa超のホットプレス鋼板が使われていて、スモールオフセットの結果が良好な理由がなんとなく判ります。VW/アウディ下位モデルであっても、BMWやメルセデスを十分に衝突安全性で上回れる水準であることを意気揚々と示すデータです。しかしMQB自体が軽量化を追求していることもあって、それ以外の部位は300MPa超程度の鋼板で主要部位を作ってありました。

  同じ特集には他にボルボ、スバル、ホンダ、マツダ、日産、ランドローバーといった耐衝撃性自慢のメーカーばかりが集結しました。その中で、1.2Gpa超あるいは1.5GPa超といったとんでもないレベル(VWを完全に凌駕するレベル)の鋼板をこれ見よがしに使っていたのが日産(スカイライン)とマツダ(アテンザ)でした。一方でボルボ、スバル、ホンダはというとVWと同等くらい(BMWやメルセデスには勝てる?)でした。いくらVWがBMWやメルセデス相手に鋼板の強さを主張したところで、世界の鉄鋼技術の頂点にある日本の大手鉄鋼メーカー(鉄のプロ)が、自ら新設計を自動車メーカーに提案する文化が根付いているわけですから、日本メーカーを上回るのは難しいと思われます。そういえば北米で抜き打ちのスモールオフセットの衝突テストが始まったときも、「good」を獲ったクルマのほとんどが日本車でした。

  まあ何を信じるかは、人それぞれ違うかもしれませんが、マツダ(アクセラを除く)とルノー日産の最近のクルマは乗ってみた感触で良さそうだなと感じます。静音性などのレベルも非常に高いですし。VWの名誉の為に言っておくと、日本に上陸している輸入車で堂々とJNCAPに参戦して、日本車の平均値に近い数値を出しているのはゴルフとポロだけです。ほかの参加した輸入車は3台で「アウディA1」「BMW X1」「フィアット500」ともに日本車の水準をかなり下回る結果になりました。VWだけが日本車の耐衝撃性に近いレベルにあるといってもいいかもしれません。地元のユーロNCAPでも悲惨な結果のメルセデスA/CLAがJNCAPに参加したらどんな結果がでるのでしょうか? 最近はやたらと無謀な運転が目立つのがこの2台ですね・・・。


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2015年6月4日木曜日

S660 や コペン はオモチャに過ぎない!

  「何言ってんだ?コイツ」と蔑まれるのがオチかもしれないですけど、こればっかりは「そう思ってしまったらのだからしょうがない」から勘弁してください。未だに紙媒体のカー雑誌を毎月10冊以上読んでいるのですが、最近やたらと多くなったこの2台(S660とコペン)の特集記事に出くわすと脱力感に襲われます。もちろん読む気などさらさら起きずにスルーします。よっぽど暇だったとしても1ヶ月の間にまともに読み返そうともしません。一番の理由は軽自動車は絶対に買わないからなんですが、自分が買わないだけでなく身内にもとりあえず絶対に勧めません。ちょっと物騒なことを書くと、警察から公式に発表はされていないですけど、交通事故における乗員死亡者の内訳は、軽自動車の割合が驚異的に高いだろうと私のような素人にも十分に予想が付くからです。

  軽自動車を使う人にアドバイスするならば、高速道路の走行は当然に無謀ですし、全国至るところに整備された自動車専用道もなるべく走らない方がいいと思います。とりあえずほとんど交通量がないような過疎地域を走る分にはいいと思いますけど、都市部に住んでいる人は自動車専用道路や主要国道を通らずに使うのはほぼ不可能なので、全く買うメリットがないはずです。いくら自動車税が安かろうが、命には変えられないはずなので、何がなんでも普通車にしておくべきです。そんな感覚でいると、いくら維持費がお手軽だからといっても、軽自動車規格を使ってルーフレスのスポーツカーを作ることに強い憤りを感じるのです。

  クローズドなサーキットでちょっと豪華なゴーカート遊びをしたい!というならけっこうなんですけども、やたらと走る気満々の軽自動車に散々に目の前でフラフラされて、せっかくのドライブの至福のひとときが台無しなんてことが続くと「ふざけんな!」って言いたくもなります。よく深夜ドライブを楽しんでいる自宅から15分ほどのワインディングコースに、たまに軽自動車が出没していて熱心に走りこんでいます。まあ一生懸命走ってくれているんですけど、コーナー時の速度もトップスピードもざっと20~30km/hくらいは違うので、こちらとしてはとても一緒に楽しく走れるレベルではないです。こんなスペックのままで「スポーツカー」を作るなんてマジですか?止めといてほしいです。

  クルマの設計は本来自由なもので、「どんなクルマ」があってもいいわけですが、もし自動車メーカーがその自由を独善的に解釈し、自らの利益を優先するために良いクルマ作りを意図的に放棄し始めたら、社会全体が被る被害は甚大なものになります。クルマはそもそも環境負荷が高く、経済学用語で言うところの「外部性」が無視出来ない乗り物でもあります。それでも長年の自動車メーカーの切瑳琢磨の努力により、19世紀まで運搬の主役であった「馬」よりは明らかに「外部性」は少ないと試算されています(簡単に言うと、馬よりは断然にマシな乗り物です)。この意外に素晴らしい乗り物からさらに外部性を少なくするために必要なことは、実は「自転車」に近いようなエコな乗り物へと進むのではなく、期待される走行性能を十分に達成した範囲内でより低負荷を実現するイノベーションを競う必要があります。排気量ゼロの「人力タクシー」を日本でもしばしば街中で見かけることがありますが、その後ろで交通渋滞が発生して複数の路線バスが数珠つなぎでダブルクラッチを繰り返す状況ならば、「排気量ゼロ」になんら意味はないわけです。

  軽自動車の後続を走る時には、登り坂で前のクルマは大きく減速することが分っているので、より効率的に(最善に)運転するならば、先行が普通車の時の1.5〜2倍程度の車間距離をとって走るのが鉄則です。クルマの効率性を極限まで上げるには、高速道路に限らず定速走行はあらゆる道路で推奨されるべきものです。そして性能上これが十分に守れないクルマというのは、後続のクルマに対して不利益(外部性)を引き起こしているのですが、日本では不思議なことにこういうクルマが率先して税制上優遇されています。そんなデタラメな政策を際限なく続けていれば、自動車メーカーの開発方針もどんどんブレたものになっていきますし、まともに道路を走れる性能のクルマはどんどん駆逐されていきます。

  一般に「高性能車」と「軽自動車」が事故れば軽の乗員が大きなダメージを受ける確率が高いです。しかし自動車税の安さがインセンティブになった軽のユーザーで無制限の任意保険に入る人は多くないのが実情です。高級車にぶつけてしまった軽オーナーが、まともに任意保険に入っておらず、納得できないけど自分の車両保険で自分の高級車を直すなんて話もよく聞きます。高級車に乗るというのはそれだけのリスクを背負う必要があるのは仕方ないですが、雨天の二車線道路で軽自動車がヨタヨタとした足取りで競りかけてくるとどうしようもなくやるせない気分になります。信号がほとんどない道路では前方の様子を見てアクセル全開で「バイバイ!」と出来ますが、そうではないケースでは絶対に相手の挑発に乗ってはいけません。ウエット路面でアクセル全開にした軽自動車は真っ直ぐ走ることすら怪しいですから、下手に無理させたらぶつけられる恐れがあります。

  こんな有様では、クルマなんて誰も欲しいとは思わなくなりますし、それだけでも十分に不経済が発生しています。せめて都市部の自治体は条例で「軽自動車の禁止」もしくは「特別課税」を検討していただきたいです。もし「軽禁止」というスゴい条例を作った自治体が登場すれば、全国のクルマ好きがどんどん引っ越してくるかもしれないですね。それでももちろん軽自動車が日本の多くの地域で生活に欠かせないものになっていることは重々承知しています。税金や保険による保守コストをなるべく抑えようとする政策も理解できますし、スズキ、ダイハツ、ホンダといったメーカーが間違っているとも思っていません。

  しかし軽スポーツカーって何ですか? 軽自動車の特別税制に関して賛否両論あるなかで、反対派の了解をギリギリに取り付けた「生活弱者のための・・・」という点が、スポーツカー趣味の中間層相手の商売へと変わっています。「若者のクルマ離れを食い止めるために」なんて真顔で言う人がいますが、街中で乗っている人は引退世代ばっかりですよ!というかマトモな若者なら見向きもしません。メーカーだって思いっきり引退世代にターゲット絞って開発しているのが見え見えです。やっぱりスズキ以外の軽自動車メーカーはダメですね・・・。外部性(死にやすい、ノロい、事故りやすい、輸送力が低い)がやたらと高いというより、そもそも社会的価値がゼロなくせに責任(税金)はやたらと軽くて、これはオモチャです! まっとうに普通車枠でスポーツカーを作っているマツダやトヨタ/スバルからしてみたら200万円そこそこのイヤらしい価格設定には頭を悩ましますし・・・。

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