2013年10月30日水曜日

メルセデスEクラスのここがダメだろ・・・。

  前回に引き続き、日本人に大人気だったはずのドイツ車がなぜここまで落ちぶれたかを書いていきたいと思います。初めて読む方からしてみたら「コイツは何を言っているんだ?」と思うかもしれないですが、本人は極めて真面目でフェアに記事を書いているつもりです。

  前回はメルセデスEクラスがいかにダメなクルマかを述べさせてもらいました。私が改めて言うまでもなく、輸入車の愛好家からは「このクルマは終わっている」という意見がすでに噴出していて、もはやこのクルマを選んでいるだけで「クルマに興味がないんだな」というのが解ってしまうほどの、曰く付きのクルマです。

  あくまで個人の主観に過ぎないのですから、いまさらに「デザインが最低」「ハンドリングが劣悪」「衝突安全性がpoorで問題あり」「車体剛性が高そうでとても低い」「安全ブレーキが標準ではない」「ディーゼル以外のエンジンがヒドい」「ディーゼルもヒドい」「静粛性がとても低い」「インパネが下級モデルとまったく同一」「シャシーはCクラスと同じ」「シフトがワゴンRと同じコラム式」・・・といったささいな点(私には看過できませんが)はこの際は不問としましょう。

  なかなか高級車でここまで酷いクルマは無いと思うのですが、それでも700万円払ってこういうクルマに乗るのはもちろん個人の「自由」です。よく「日本車とはまったく違う次元の走り」とか言ってらっしゃるオーナーさんがおられますが、それって「自虐的」な意味なんでしょうか?それならば「その通り!」なんですけどね・・・。

  クルマのこと詳しくない人には、Eクラスはなかなかネームバリューもあり、最高級車?と思ってくれる人すら結構いるでしょう。ただその分中身は最悪ですよというクルマです。先代のW211からブレーキなどのトラブルが頻発し、クルマとしての完成度が未熟なまま、Sクラスの準じたプラットフォームを放棄し、現行のW212ではCクラスと共通のものになりました。日本ではCとEには歴然とした価格差が付けられるので損した気分がします。

  さらにW211からEクラスは世界の様々な地域で組み立てが行われるようになりました。W212は現在ドイツ以外にメキシコ・エジプト・マレーシア・インド・中国で生産されています。これはレクサスGSが全車、日本で生産されているのとは状況が大きく違っています。別にメルセデスに限った話ではなく、BMWやマツダ、スバルにも言えることなのですが、生産地点が多極化すればするほど、設計そのものが既存技術で塗固められる傾向にあり、素材なども旧世代のものが使われる傾向にあります。

  レクサスやインフィニティも中国での生産を検討していると言われていますが、そうなれば、最新の素材を使った高性能な設計はやりにくくなるので、品質はそれなりに低下することが予想されます。もはや悪しき前例のEクラスを見ると、部品という部品は新興国の現地で生産される低価格車向けの部品工場から納入されていますので、質感はどんどん落ちています。こんなクルマを喜んで700万円以上出して買っているのは日本だけです。北米では450万円程度の価格に設定されています。  
 (次回につづく)


「最新投稿まとめブログへのリンク」


0 件のコメント:

コメントを投稿